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国際プラスチックフェア2023 ツジカワ展示品ご紹介します!

こんにちは!ツジカワのカタヨセです!

少し前のことになりますが、幕張メッセにて国際プラスチックフェア(IPF)が開催されました。

行きたかったけど行けなかった!という方や
もう一度ゆっくり見たい!
という声にお答えして、ツジカワが本展示会で展示した製品をご紹介いたします。


IPFについて

国際プラスチックフェア2023は、プラスチック業界の最新技術や製品を紹介する展示会として、2023年11月28日から12月2日まで幕張メッセで開催されました。国内外のプラスチック関連企業が多数出展し、5日間で約3万8000人の来場者を集めました。

今回ツジカワはグループ会社であるナビタスマシナリー株式会社と共同出展いたしました。
共同出展により、ナビタスマシナリー社のホットスタンプ機やパッド印刷機を始めとした機械設計・製作技術とツジカワの金型作製技術の関わりをより総合的に示すことができたと思います。
当日はナビタスマシナリー社のフロントグリル対応大型ホットスタンプマシンのデモンストレーションを行うなど、大規模かつ新規性の高い出展内容となりました。

デモンステーション時には沢山の方にお越しいただき大盛況でした

プラスチック向けホットスタンプ版・治具

近年、環境負荷軽減の観点から自動車の外装加飾にもホットスタンプの採用が増加しております。
当日もやはり自動車関連の製品は注目度が高かったです。ツジカワはハンドルのエンブレムなど、自動車内装製品だけでなくフロントグリルなど自動車外装製品向けのホットスタンプ版も製作しております。

チェンジング版によるホットスタンプ
角度によって絵柄が変わる

パッド版

プラスチックに限らず金属、セラミックなどあらゆる材質への印刷が可能なパッド印刷。パッドが絵柄を転写するためには「パッド版」と呼ばれる絵柄が彫り込まれた版が必要となります。


こちらはナビタスマシナリーの新機種MULTI PADが稼働している様子です。
パッドを経由してパッド版からゴルフボールに絵柄が転写される様子がわかります。

レーザー彫刻

成型金型に特殊なレーザー彫刻を施すことで、プラスチック成形品に微細なテクスチャーを付与します。
エッチング版や彫刻版では表現できない、複雑なヘアラインやシボ、レリーフ形状といった異なる表現を同時に加工することが可能です。
曲面など複雑な金型にも対応しております。

上2つ:レーザー彫刻を使用した曲面のあるプレート技術見本 
下1つ:切削彫刻とレーザー彫刻を組み合わせた技術見本
レーザー彫刻の3D形状技術見本
切削彫刻とレーザー彫刻を組み合わせた技術見本
複雑な凹凸にも微細なテクスチャーを付与することができる。

フルカラー3Dプリンター造形

インクジェット方式で最小ピッチでの積層造形を行い、フルカラー・透明樹脂を使用した造形が可能です。
塗装工程が省略でき、複数デザインの検討がよりリアルに、より短期間で実現できます。

3Dプリンターで製作されたテールランプレンズのモックアップ

大型3DP造形

国内有数の大型3Dプリンターを有しているため、大型のモックアップ作成にも対応可能です。

自動車のシート、ドアパネルのモックアップ
サンプル提供:アルテック株式会社様

3D刃型

成形品の曲面形状に合わせて、治具と刃型を作製し、
外形周囲をトリミングすることが可能です。

3D形状対応の刃型
受け治具もセットで作製

ロータリーダイカッター

ダイカットロール

紙や不織布などの資材を任意の形状に切るため のロール状の刃型です。回転式で資材を切断して いくため、平圧式よりスピーディに抜き加工を行う 事ができ大量生産に向いています。

マグネットロール&シャープニング刃

ロールにマグネットが組み込まれており、薄い刃型を貼り付けて使用します。マグネットで貼り付けているため、刃型は交換可能です。
主にフィルム関連、シールラベルの抜き加工で使用され、小ロット多品種の対応が可能です。

以上IPF2023にてツジカワが展示した製品をご紹介しました!
こうやって並べてみると「プラスチック関連製品」って途方もなく範囲が広いですね。
そしてツジカワがお手伝いできる範疇もなかなかに広いこともおわかりいただけたと思います。
気になる製品があればぜひHP問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください!
最後までお読みいただきありがとうございました!


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