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#note書き初め
現代人が取りつかれた悪魔「生きがい」とどう戦うか?―朝井リョウ「死にがいを求めて生きているの」※ネタバレあり
朝井リョウさんの「死にがいを求めて生きているの」。タイトルがとても印象的な作品。「生きがいじゃなくて、死にがい・・・?」と思われる方も多いはず。
このタイトルの意味は作品のクライマックスで怒涛のように、息もつかせぬ緊張感の中で語られます!
【あらすじ】
北海道札幌市内の病院で植物状態となって入院している南水智也。その智也の病室に数えきれないほど足を運ぶの、堀北雄介。
二人は小学生の頃から「親