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なぜあのとき母は「やっぱり家が一番」と言い続けていたのか

つじっこです。
長年の疑問が自分なりに解けた気がするので書きに来ました。

私が幼いころ。
おでかけや、旅行から帰ってきたとき、母は必ず「やっぱり家が一番」と言っていました。

大人になって周囲にきくと、親がそう言ってた、という人はけっこういて。

おでかけは楽しくても疲れるから家が落ち着くわぁって、そんな感じなのかなーって考えてました。

はい、最近までは。

でも違ったかもしれん。

そう考えたのは、最近自分が「やっぱり家が一番」と思ったとき、
その理由が「おでかけは楽しくても疲れるから家が落ち着くわぁ」じゃなかったからです。


わたしにはいま6歳と3歳のムスコズが居ます。
道を歩けば走り出し、公園では1秒で見失い(主に3歳)、逆方向に散られたら終了のお知らせです。

だから、外に出かけると

「横道から車が飛び出てきてひかれたらどうしよう」
「迷子になって見つからなかったらどうしよう」
「崖から落ちたらどうしよう」
「川に流されたらどうしよう」

常に、彼らの命の危険を心配している自分に気が付きました。

基本的に心休まりません、神経すり減ってる感あります。
大げさに言うと命削ってる感じします。

(多少びちゃびちゃになろーが泥だらけになろーがいいんです命がなくなるよりはもう本当に全然)

だから、家に帰ってきて、少なくても外的要因からの命の危険は少ない家に帰ってきて、

「あーほっとした」

と思ったのでした。

(隕石が落ちてきてとかそういうのは一旦置いといてください)

考えてみれば私一人旅好きで特に一人暮らしの頃とか、帰ってきてやっぱり家が一番って全然思わなくて。

それは、自分以外の、誰かの命を守らねばならないという気持ちになったことがなかった、からなのかもしれない。


「やっぱり家が一番」

なんて、なんでだよせっかくたのしいおでかけだったのに、とか思ってたけど。

もしかしたら母も、私の命を守ることに心を砕いてたことからの、この言葉だったのかもしれないな、と、思ったのでした。

や、全然違うかもしれないんだけど笑

こんど訊いてみよう。

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