見出し画像

水習字はじめました

タイミングどう?自粛期間終わってもてるけど?
まあいいやん、
世間が冷やし中華をはじめる前に水習字、はじめました。

もともと書道には馴染みがないのですが、
なんか水で書くタイプのやつがあるらしい、おもろそうやん、ということで、
中学生の頃の書き初めぶりに、挑戦してみることにしました。

水習字を知ったその日にすぐ、書店に行きました。
水習字用品はいくつか種類がありましたが、
私は、筆、水いれ、半紙、五十音見本がひとつになっている呉竹というメーカーのを選びました。
半紙は3枚入っていて、1枚が補助線入り、2枚が無地です。
水で書くので、半紙は水が乾けば繰り返し使えます。エコい。

さて、用意はできた。書くぞ。
……

むっっっっず。
え?水習字という存在を知ったときに見た皆が書いた字、こんなんじゃなかったよな?
あれがやりたかったんやけど?目の前にあるこれは……何?

半紙に筆を押し付けてしまい、頑固親父みたいな太っとい横棒になるわ、
そうかと思えば縦棒は、肩の使い方が成ってなくて、老婆のように震えるわ、曲がるわ。

書いた字見てたらなんかへこんできた。情けない形してる。

でも、楽しい。水習字、楽しい。
つい集中してしまう、癖になる。
どんどん書きたい。半紙が乾くのが待ち遠しい。

書き続けていると、一瞬、この感覚か……?みたいなことがあって、
ときどきそれなりに書ける。
見て、この「を」。「ん」は見んといて。

良いやん。遺影にしよかな。だめか。

そんでさ、後片付けが楽!
そうそうこれが嫌やってん、思いだした、
失敗作の山、手に付いた墨、しまい忘れる文鎮。

墨の匂いが無いのはちょっとさみしい気もするけど、
そんなこと言える字書けてから言え、って言われそうなので静かにします。

お手本に忠実に書けるようになりたいな。
それができたら、色気ある字が書けるようになりたいな。

はあ、背中が痛い。
普段かなり姿勢悪いみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?