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和食はひき算、フレンチはたし算、中華はかけ算

日本料理ほとり 料理長 濱口淳也です。
いつもありがとうございます。
お料理のちょっとしたワンポイントをお伝えしていきたいと思います。
お役にたてれば嬉しです。

今日はおだしのお話しです。

だしのとり方はむずかしいと申しますが、はたして、だしをとるのはむずかしいのでしょうか。

どうぞかんたんに和食をお考えください。

例えば肉じゃがを作る時にだしは、必要ないと思います。
お肉や野菜から出るだしがあわさって、ひとつひとつの個性がある、味の料理である。

そこへ、だしを使うとなると調味料の量がふえる事になるので
水とこのみの調味料だけで、おいしい肉じゃがになると思います。
じゃがいもはじゃがいも、人参は人参、何を食べても同じ味にしなくてもいいのでは。

和食はひき算、フレンチはたし算、中華はかけ算

国々の事情で、料理に対する考え方は変わりますが、どの国の料理もイノシンサン、グルタミンサンの組合せで成り立っています。

むずかしい事はプロにまかせて、水と調味料と食材で気軽に和食を楽しんでください。

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