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ようこそ、ぶきみなアパートへ。 - キルタとぶきみなアパート

年明けからすっかりnoteをサボってしまいました。
すっかり春も終盤ですが、私は必死こいて春を準備しています。

わたし

キルタとぶきみなアパート

1月の記事で台本の話をちらっとしておりましたが、いよいよ物語が稽古場にやってきました。続々とステージングが付き、役者たちも製作陣も頭と体をフルに稼働させています。

史実や原作もない初めましての物語と対峙し、読み取り、体現する。
協力してくれている全員に頭が上がりません。最大級のラブを毎度感じます。
全部が私の頭の中にしかなかったものがどんどん立体的になっていく。
樹原くんの力で音楽が鳴り、佑介の力で動きや絵ができていく。
その音楽が役者たちの声で鳴り、肉体で表現されていく。

…演劇って本当に最高です。大好きです。

キルタ:江﨑七海

今作は、キルタという1人の少女が主人公です。
アムリタという架空の国。悲しみと疲労感でいっぱいの なげきうら街 が舞台です。

「入ればきっと戻れない 誰も帰ってきやしない 不気味なアパート…」

そう噂されている裏路地のボロアパートで、キルタが出会うはぐれ者たち。そんな不気味なアパートの住人たちのもう一つの姿は…

春を呼ぶ極楽一座!

極楽一座の花形ダンサーでありながらも、部屋に引きこもって食事すらろくに食べない少年・グルリと、弱気なキルタが出会って…物語は動き始めます。

「誰でも輝ける時と場所がある。このミュージカルは春を呼ぶ!」
そう銘打ったこの芝居が、どんな形に完成するのか。
そしてお客さまにどんなふうに感じてもらえるのか。
完成した時、私は何を思うのか。

まだまだ先の見えないトンネルを、みんなで肩を組んで進んでいます。相変わらずトライアウト前らしく私は悪夢を見まくっていますが、稽古場が楽しくて愛しくてたまりません。

作中にこんな歌詞があります。

毎日楽しいばかりじゃないけど
毎日楽ちんなわけでもないけど
仲間がいる 代わりはいない
情熱溢れ 抱きしめたい
宝物の 今日だけの一日

キルタとぶきみなアパート『宝物の日々』より

「まさにこれだなあ…」って思いながら、稽古をしています。きっとトライアウトを終え、学生稽古が始まってからも同じことを思うでしょう。
むしろ他の稽古場に行っても、この歌詞を思い出すかもしれません。

自分本位になりたくはないけれど、結局自分のためにも言葉を紡いでいるんだろうなと思います。創作も演劇も、セラピーめいたところがありますね。

極楽一座の面々

ではでは、劇場で春と魔法を準備して…お待ちしております!

チケット情報

🗓️公演日程 
6月8日(土)      18:30
6月9日(日) 12:30 / 17:00

🎪劇場 武蔵野芸能劇場 小劇場
JR三鷹駅 北口より徒歩1分

🎫チケット(全席指定)絶賛発売中!
・通常チケット S席6,500円 / A席5,300円
・応援チケット S・A席共に+1,000円(サイン入りポストカード付)
・もっと応援チケット 残席1席!
SS席(パンフ・サイン入りポストカード付)9,000円

チケットはこちらから http://confetti-web.com/@/kiruta
後日配信もございます!

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