ファンタスティック・ビーストの続編待ちきれん

私はハリーポッターシリーズが大好きなのですが、それよりも心踊ったのが「ファンタスティック・ビースト」なんです。

ハリポタはそもそも小説派で（映画公開時、子供だった私にはあまりにも登場人物がおじさんでびっくりした記憶）ファンタビは最初から映画、という違いはもちろんありますが…幻獣大好き！！！っていう自分の趣味もありますが！

ファンタビが好きなのは、主人公が大人だからなのかもしれないな〜とふと思ったのです。

ハリーは「選ばれし子」だけど、ニュート・スキャマンダー（ファンタビ主人公）はそうじゃないんですよね。ただただ魔法生物が大好きな、少し社会とうまくやれない大人なんですよ。

映画の冒頭から主人公が、他の人間とうまく目を合わせられない描写、魔法生物とはしっかりコミュニケーションが取れる描写などが描かれていて、もう一発で「これ好き！」って気持ちになった記憶があります。

兄との関係の不一致とか、学校でのうまく振舞えなかった思い出とか、ニュートは現代にもある悩みをたくさん内包してくれているんですよね…。

ハリーも色々と苦しみを抱えていたけれど、どちらかというと「選ばれちゃったからこその苦しみ・主人公だからこその苦しみ」って感じが強かったと思うんです。

（だからなのか、私はハリポタではロン・ウィーズリーが大好き…。）

ファンタビには、あまり子供は出てきません。

ハリポタによく出てきたおじいちゃんやおばあちゃんも少なめです。

成熟した大人たちの、過ちやすれ違い、ゆがんだ信念や正義…。

その中で社会的にはあんまり大人になりきれないニュート・スキャマンダーがハリポタワールドの歴史を動かしていくわけですよ…

しかもファンタビはハリポタの過去編なので、

ダンブルドアは校長になるし、この争いが終わってもヴォルデモートという敵が出てきて平和な日々が続かないということもわかってしまっておるのですよ…！ニュートの未来だってざっくりとは決まってますし！

未来を知っている登場人物たちがどんどん現れるこの興奮…。

早く続編を見たい…。

J・K・ローリング氏のトランスジェンダーへの発言は物議を醸していますし、私もううんと首をひねる現状ではありますが、作品への愛はどうしても捨てられません。作品のためにも、作品を愛する子どもたちのためにも、これ以上誰かを傷つけることがありませんようにと祈っています。

ニュート・スキャマンダーの助手になりてぇ〜〜〜！！

（ヘッダーは昔書いたFanartです恥ずかしい）