20190309_サムネ_アートボード_1

歩み方|自分のために生きてもいいのか

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いつからだろう。
誰かのためではなく、
自分のために生きるようになったのは。
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就職活動をしていて「あなたは、何のために働きますか」と聞かれることがしばしばある。質問の意図は毎回違うのだろうけど、毎回返答に困る。

高校生くらいまでの私ならきっと、「誰かを幸せにしたいから」と答えていただろう。でも、今は素直にそう言えなくなってしまっている。人の幸せよりも自分の幸せ。自分が幸福でなきゃ、周りにもいい影響を与えることができない。そう考えるようになっていた。

この考えは賛否両論あると思う。好きなことばかりして生きれるはずがないとか。社会貢献できていないだとか。考えが甘いだとか。一方で、その考え方いいね!という人もいる。

大学1年生までは、自分の意志なんてほとんどなくて言われるがままに、目の前のことばかりやっていた。世界は狭い。私は地元のちっぽけな地域のほんの、一部の世界しか知らなかった。この狭い世界で自分が何して働くかなんて選択肢すら知らない。進学するにしても何をしたいか分からないし、就職するなら介護職だった。そのレールしか見えていなかった。

私はレールに乗らなかった、乗りたくなかった。もっと自分の可能性を信じて突き進みたいと思った。なりたい職業もなかった私は漠然と「すごい人になりたい」と言っていた。根拠なんてない。言い始めたときは「すごい人」の定義もつけられていなかった。

でも、最近気づいた。私がなりたい「すごい人」は、多くの人から認められ、称賛されること。私のことを誇りに思ってもらうこと。名前を言えば、その人知ってる!と言われる人間になりたい。きっと影響力も強くなるだろう。影響力を持って、人々の日常生活をもっと豊かにしたい。自由に生きてもいいんだよと伝えたい。すごい人になるのは才能ではなくて、少しの努力と、タイミングを逃さないこと。いろんな経験や価値観に触れることなのではないかと思う。

私は自由に自分のやりたいことをできるようになってから、人生が変わった。心のモヤモヤも減った。何より周りの人が自信を持って応援してくれるようになった。

昔は人を羨んでばかりの人生だったけど、今は違う。いつしか羨ましがられるようになっている。変わりたいと思えば変われるんだ。承認欲求の塊だけど、そんな自分を認めてあげながら、自分のためにいきていく。


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生きる目的の1番は自分のためでいいんだ
自分の幸せがみんなの幸せになっていく
人生の主人公はいつだって自分だ
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