【詩】寂しい夜は、お酒飲も

寂しい夜は　お酒飲も
「会いたい」「触れたい」消えない夜は
「苦しい」「悲しい」消したい夜は

メッセージを送ったところで
あなたを困らせてしまうだけでしょ
どうしたって　会えないんだから
こんなに離れて　会えないんだから

お守りはあなたがくれたタオル
私がお願いしたタオル
白くてふんわり柔らかい
抱きしめたらね　いい匂い
あなたがそこにいてくれるみたい

それでも消えない「会いたい」の気持ち
溢れて溢れてしょうがないから
頭がなぜか冴えてしまうから
眠りの世界にいけないから

もう分からなくなっちゃおう
苦しい　寂しい　全部忘れて
そうすればちょっとは楽になる
あんまりしたら　からだに悪い
夜しか効かない魔法をかけよ
今日だけ特別　かけちゃおう

冷蔵庫開けたら7パーのお酒
これは多分　他の誰かの
ごめんね　後で買うからさ
ちょうだい　ゆるして　ごめん　ありがと

誰もいないリビングの中
小さな明かりだけをつけて
レモンサワーの缶をプシュリ
口の中に広がるシュワシュワ
苦み　しょっぱい涙が溶ける

レモンの苦みを美味しく感じて
頭がふわふわしてきたら
少し気持ちがよくなってくる
布団に入ろ　タオルが待ってる
あなたがくれた　タオルが待ってる

ふわふわ　波の中にいるよう
魔法は効いてくれたよ　ありがと
今日だけ特別　今日だけ特別
タオルを抱きしめ　ゆっくり寝よう
夢の中で会えたなら
私はあなたを抱きしめたい
いちばん会いたい　あなたのことを

ーーー
レモンサワー飲みながら深夜テンションで書いた。
恥ずかしくなったら消す。