制度設計の悪い政府が主宰する全ての保険は破綻へと進む

健康保険や介護保険に代表される政府が主宰する保険はいずれ経済的に皆破綻の道を進んでいる。元来、保険は丁半博打の典型的なビジネスである。丁半どちらにも賭けに参加者がいなければ成り立たない。とすれば現行の保険では政府が胴元、賭博参加者は国民となる。ここで歪められた博打の元凶は参加者に参加、不参加の選択の自由がなく全国民が強制的に参加させられる階保険にある。参加する国民は自ら自重して健康長寿に努めている者も他人の迷惑もお構い無しな無節操な生活をする者も一緒具たに味噌も糞もまとめて賭博に参加している現状に問題がある。胴元の政府は掛金の保険料を徴収し官僚が勝手に積み上げた行政費用を取り崩し、さらに政府の頭はね費用も上乗せした残金で保険支払金を精算するので大赤字になるのは必然の結果となるわけである。このような官僚任せの高いツケを長年見過ごしてきたのは一重に勝手に賭博に参加させられてきた国民が悪いことになる。では、こうした状況から脱出するには国民が賢くなる必要がある。自らの健康は自身が管理して無駄な費用を掛けないこと、老後の介護も自身で予防措置を取り無駄な費用を掛けないことなどの自助努力を惜しまない。漫然とヒト任せにすれば官僚はヒトの弱みにつけこんでいくらでも揺すりタカリに輪をかけてくる悪どい手口に長けていること注意しておきたい。


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