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上林春松本店 祖母昔

辻利以上によくわからないことになっているのがお茶のかんばやし関連。

10年以上前初めて宇治に訪れた際、平等院から駅に戻る途中、試飲に誘われ「お茶のかんばやし」に入店しいくつかお茶を購入した。
店を出て駅に向かうと同じく試飲の茶を配る「上林春松本店」。
まぁ伝統のある世界では同じ苗字を関するブランドもあるだろう。
同行者が何気なく
「あれ?あちらのかんばやしさんとは違うんですか?」
と聞いたら、
「さて、あちらさんも『かんばやし』って名乗ってはるみたいですけどね、よう知りまへんが、、うちが、本家の『かんばやし』ですー」
と、京都の洗礼を浴びたことが印象深い。
他「上林三入」とやらもあり、それぞれに「うちが本家」と主張している。

今回は「上林春松」にて濃茶を購入。
少なくともこちらは、茶道各千家とのつながりもあり、家元好みの抹茶が多くそろい、全国の茶道具屋等でも取り扱われている。
茶会で目にすることも多く、真に伝統があるブランドと思われる。

こちらの銘は「祖母昔(ばばむかし)」。徳川家康が初代上林春松の祖母がしたてた茶を好んだことから命名されたもの。

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由緒アピールを感じてしまう。。


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