マガジンのカバー画像

ツギノメヤ工房

26
織と、染と、布と、草木のあれこれなどを綴ります。
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

絹糸と、蚕さんのこと。

蚕さん、いわゆる家蚕(かさん)と絹糸のことを、少し綴ってみたいと思います。 English versi…

採集暮らし:濃緑の蔦の葉は結局赤っぽく染まる

庭や河原の植物などで糸を染めたりいたします。 本日は、蔦の葉っぱで染めてみたお話。 庭の…

仮絵羽の仕立てを開始。織りたてを断つのはいつもドキドキ…

日本の女性風俗史(切畑健著)

二冊目のご本紹介は、「日本の女性風俗史」 切畑健著 紫紅社文庫 2009年第3刷、でございま…

ショール、織り始めました。

縞の話(子持ち大名)

着物が上がりましたので、久々にショールなぞ織ってみようと思います。 (正確には今仕立て中…

天蚕真綿を織ってみる

現在ショール3枚分の経糸をかけ、緯糸を変えて織っております。 3枚目に入り、天蚕を入れて…

色彩検定に行ってきた話。

わたくしの着物は「矢鱈縞」と言って、規則性のない縞模様です。 最近は割り切って、もう、着…

はじめての手織り(小宮しげこ著)

今回は“はじめて本”のご紹介です。 布を織りたいなぁと思い始めた頃に、ふっと買ってみた思い出の一冊。 「ヴォーグ基礎シリーズ はじめての手織り」(小宮しげこ著 株式会社日本ヴォーグ社 2003年2月11日)、手芸といえばのヴォーグ社さんのご本です。 ご本の中で使用されているのは、クロバーさんの「咲き織り」という簡易式の卓上機。 こちら経糸の仕掛けが楽と評判の卓上機で、咲き織り専門のご本もたくさん出ていますが、このご本では咲き織りを用いつつ、ハマナカさんのオリヴィエや横田さん