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中国のTPP申請「歓迎」を

去る9月、中国がCPTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への加盟を正式に申請した。1週遅れて台湾も後に続いた。中台が踵(きびす)を接して加盟を申請した。日本政府は、台湾の申請に対しては即座に「歓迎」を表明したが、中国の申請には「見極める」という曖昧、慎重な姿勢を示している。筆者はCPTPPをリードしてきた日本の外交・通商政策にとって、願ってもないチャンスがやって来たと考える。中国の申請に対しても「歓迎する、ただし台湾とセットで」と言うべきだ。中国も台湾も、加盟のハードルをクリアすることは簡単ではない。

続く

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