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雨の日にトンビが空を飛べるのはなんで?


・カシミヤヤギさんがモンゴルの奥地で雨にあった何で凍え死なないの?
・水鳥が水に浮かぶ理由は?
・鹿さん猪さん真冬に雨に打たれても死なない理由は?
・初めて着用したカシミアセーター、雨に降られても水を弾く理由は?
・初めて着用した綿素材のブラウス、汚れにくい理由は?
・初めて使用したダウンウェアや羽毛布団が暖かい理由は?

これら全てが繊維に含まれた油脂分のお陰です。

油脂分がなくなれば、雨の日にトンビは大空を飛べません。雨が羽根にしみこんで重くなり飛べません。カシミア山羊、鹿に猪も真冬に雨に打たれれば寒さで凍え死にます。油脂分が繊維に含まれるから暖かみがあり膨らみがあり動物の命を守るのです。油脂分が繊維に含まれるから汚れを防ぐ。

こんな、基本的な事をクリーニング店の私達は無視し続けてきました。ドライクリーニングを行うと繊維の中に含まれた油脂分を洗い流してしまいます。繊維素材の中にふんだんに含まれた油脂分を洗い流し、ドライクリーニングすることで衣服は脱脂綿面状態になってしまいます。だから温かみが無くなり、膨らみがなくなり、風合いが無くなり、汚れやすくなります。

私達クリーニング店はなにも考えずに、ドライクリーニングをやってきました。「メーカーがドライクリーニングを推薦してる」と言いながら、全てをメーカーの責任のように押し付けて楽なドライクリーニングにのめり込んでいきました。洋服のメンテナンスは我々クリーニング店の仕事である筈、「手入れの方法は我々が判断する」「手入れの手段はクリーニング店が決める」とは誰も言わなんだ。

今の現状はブティックでセーターを販売される時「お家で洗ってください」と言いながら商品を渡されます。「この商品をクリーニング店に出してね」と言えば、お客さまは買って下さいません。アパレル業界ぐるみでクリーニング業外しにかかられます。それに対してクリーニング業界は何の対策も打ちません。

地方のしみぬき屋がボソボソ言ってる程度です。水洗いは太古の昔から行われてきました。これからも水洗いは行われます。

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しみぬき工房 つづれや
代表:田川 芳弘
住所:〒678-0172 兵庫県赤穂市坂越1754番地
フリーダイヤル:0120-975-354
TEL / FAX:0791-48-8059
営業時間:午前9時~午後6時  定休日:日曜日・祝日

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