HSPの自分が面倒になるとき
HSPの人にとって、職場環境や生活環境というのは自分の体調にかなりの影響を及ぼします。
ささいな雑音も気になりますし、上司からのちょっとした注意もパワハラのように感じてしまいます。
これらによって集中力が途切れてしまい、ミスも増えてしまうようなります。
・自分に能力がないからミスをしてしまうんだ…
・コミュニケーション能力がない社会不適合者だ…
だれでも一度は感じる悩みも、HSPの人にとっては大問題になります。
知らない間に追いつめられる
割合的に5人に1人はHSPというデータもあり、まだまだ少数派なので、理解されないことも少なくありません。
発達障害と同じようなものであり、症状の程度も範囲もそれぞれ異なるので、詳しく話を聞いてみないとわからないことも多いです。
特に自分はメッセージのやり取りが苦手で、普通の人なら何でもないものでも、勝手に裏の裏まで考えてしまい、ちょっとしたパニックになってしまいます。
・~してください
・~しましょう
・よろしくお願いします
どこか冷たい印象になり、責められているような感覚になってしまうため、メッセージ上のやり取りにかなりのストレスを感じるようになりました。
はっきりと責められるようなメッセージが送られてくると、もうパニックになって心臓が早まってしまいます。
・あなたのミスのせいで迷惑がかかっています
・あなたのことは信じられない
実際に送られてきたものですが、かなりの破壊力があり、心に突き刺さってしまいますね。
パワハラになると思われるような文面を送るような人とはなるべく距離を置き、最低限の連絡だけにしないといけませんね。
上下関係に縛られない働き方
会社で働いている以上、大なり小なり上下関係が発生します。
立場や役職など関係なく公平に接してくれる上司や先輩もいる一方、むやみに権威を振りかざしてくる人もかなり多いでしょう。
しょうがない部分ではありますが、我慢できるのはおそらくHSPではない人だと思います。
普通の人にとってはピンポン玉があたったような痛みでも、HSPの人にとっては硬式球をぶつけられたような痛みになってしまいます。
体力や精神力がどんどん減ってしまい、退職や休職に追い込まれてしまうようになってしまいます。
自分の気質や体力、価値観にあった働き方を選び、無駄に頑張らない働き方で生きていくのがいいのかもしれません。
HSPの気質によって休職に追い込まれてしまった自分のようになる前に、大事な体や心のSOSに気付いてあげれるようにしてください。
自分よりも症状が重い人もいるはずだと耐えることなく、勇気をもって行動しましょう。
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