2019.05.29 - 診断結果

晴れ。

2019年5月24日。病院から「適応障害」の診断書をもらった。まさか自分が、というよりもこの精神的な負担に名前が付いたことに安心した。

「頑張りたくても頑張れない。」

僕の適応障害にはそういう症状が出ている。

1ヶ月程前から、仕事に対しての意欲が著しく低下していた。メールを読むことができても返信ができない。返信の内容を考えるだけでも頭と精神が疲れ果ててしまう。企画書や資料作りなど、0から何かを作り出すという行為も非常に辛かった。何かを考えることは全て精神的負担になっていた。

その結果、全体的に仕事が鈍化していき、ただでさえ大量の業務に忙殺されているにも関わらず、効率的に仕事ができないという状況だった。そして、深夜の2時や3時まで仕事をしなくてはならなかったり、朝4時に起きて資料を作らなくてはいけない状況になっていった。

それでも仕事は常に増えていくうえに、断続的に届く多くのメールも処理しなくてはいけない。しかし、簡単なメールの返信でさえ、億劫になってしまっているため、もう全てが追いつかなくなっていた。

自分は仕事ができない。

できないのは自分のせいだ。

という考えが頭いっぱいに広がって、もうその事しか考えられなくなっていった。挙げ句の果てに、何か仕事を頼まれた場合でも「どうせ期日までにできないだろう」と、まだ何もしていない段階からそう考え始めてしまうことは、1度や2度ではなかった。そして事実、期日までに終えることができない状況が続いていた。

そして今日、通っていた診療内科で「適応障害」の診断書を貰った。

すぐに上司のSさんに見せた。Sさんはすぐに取締役に進言してくれた。その後、個別にF先輩にも共有してくれた。会社側は、早急に僕の業務の削減の対応を行ってくれた。

病名が分かったことで安心した。

大好きだったハズの仕事だったが、結局の所、仕事に蝕まれていた。そして、僕は本当に仕事が大好きだったのか?と自問することとなった。

ただ「仕事を大好きであろうとした」という事実はあるのだが、仕事が大好きだ。とは、もう心の底から言えなくなっていた。

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