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<土トーーク!>瀬戸の地域資源「土」がテーマのトークイベントを開催します!


こんにちは。「せともの」の語源の街・愛知県瀬戸市で活動している地域プロジェクトの「土街人」(つちまちひと)です。

土街人は、瀬戸ならではの地域文化や資源、そして瀬戸に暮らす人にスポットを当て、地域を応援したいという想いから2023年春に活動をスタートしました。

今年は窯元のある地域や人にフォーカスしたトークイベントも開催してきました。

今年最後のイベントは<土トーーク!>

私たちが当たり前に使っている陶磁器の原料である土は、瀬戸の貴重な地域資源です。

これまで1000年以上に渡って窯業が続いてきた瀬戸。
しかし、現在の窯業原料の周りには課題もあります。
このままでは、あと数十年のうちに土が枯渇してしまうとも言われていますが、その現状を知っている人はほとんどいません。

瀬戸の土の未来を考える前に、まずは「土の現状を知りたい!」ということで、瀬戸の窯業原料に関わる方をゲストに招き、パネルディスカッションを開催いたします。

持続可能なものづくりを一緒に考えよう

私たちが日頃使っている食器や花瓶。
いわゆる「焼きもの」を作るためには良質な土が必要不可欠です。

ここ、愛知県瀬戸市には焼きものを作るのに適した「蛙目粘土」(がいろめねんど)が豊富にあり、古くから大量の土が採掘されてきました。

蛙目粘土は全国的にも採掘できる場所が限られています。

瀬戸の土はひときわ白く、美しい焼きものを作るために重宝されています。
さらに、山からは窯の燃料となる木が採れるため、古い時代からこの地で焼きものを作る文化が根付いてきたのです。

全国的に見ても珍しいとされる瀬戸の土。
陶磁器を作るのに欠かせない「蛙目粘土」(がいろめねんど)はほとんどが瀬戸由来と言われているほどです。

瀬戸では市街地のすぐそばに鉱山があり、多くの方が働いています。

その貴重な地域資源は、瀬戸で窯業に関わる多くの方の生活を支えています。
しかし、膨大にあるように見える瀬戸の土も、自然がもたらした有限資源です。

瀬戸の土ってあとどれくらい掘れるの?

そんな疑問からスタートした土街人プロジェクトの取り組み。
今回は、普段あまりお話を聞けない「窯業原料」を扱うゲストをお招きしてパネルディスカッションを開催することになりました。

これからも窯業を続けていくために、瀬戸の土の現状を知り、持続可能な産業の在り方について考えたい―。
窯業関係の方はもちろん、焼きものが好きな方、環境資源に関心のある方、持続可能なものづくりをしていきたい方、瀬戸が大好きな方など、ぜひお気軽にご参加ください!

<土トーーク!>イベント概要

トーク内容

  • 瀬戸の土の現状はどうなっている?

  • 窯業を持続可能にするためにはどうしたらいい?

  • 地域の有限資源をどう伝えたらいい?伝え方のアップデートを考えよう

当日は、これからも窯業を続けていくために瀬戸の土の現状や未来について対話の中で改めて考えていきます。
(トーク内容は変更になる場合があります)

登壇者(順不同)
陣屋丸仙窯業原料株式会社 牧 幸佑さん
有限会社白山 中山 研吾さん

登壇者/司会兼任
株式会社双寿園 石川 圭一(土街人プロジェクト)

司会
有限会社スタジオポイント 澤田 剛秀(土街人プロジェクト)

お申込み・当日のスケジュール

日時:2023年12月8日(金)
17:30 開場/受付開始
18:00 トークイベント開始
19:30 フリートーク・交流会(軽食・ドリンク付き)
21:00 終了

場所:梅村商店レンタルスペース(名鉄尾張瀬戸駅 徒歩1分)

参加費:3,000円(税込、飲食代を含みます)
※当日受付時に現金でお支払いをお願いいたします。

お申込み:下記フォームよりお申込みください。参加人数把握のため、ご協力をお願いいたします。

▼お申込みフォーム
お申込みはこちらからお願いいたします。

▼お問い合わせ
土街人プロジェクト実行委員会(石川)
event@tsuchi-machi-hito.com

文・イトウユキコ


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