【読書】ディス・イズ・ザ・デイ

勉強になる本もいいんだけど、
なんか今度は
軽く楽しい読みものも読みたいな
と思っていたところ、
次男がこんな本を持っていた。

表紙からして
もう楽しそう。
早速貸してもらって読んでみたら
おもしろかった！！

ディス・イズ・ザ・デイ (朝日文庫)

架空のサッカーチームがたくさん出てきて、
各チームのファンが
それぞれの生活を送りながら
「推し」のチームを熱く応援する
というお話。

１話ずつ
違うサッカーチーム、違うファン
の話が
全部で11話。

それぞれ別のお話なんだけど、
同じある１日のことが描かれていて
つながっている感じで読める。

同じサッカーリーグの中の話なので
何度も同じチーム名が出てきたりして、
読んでいると
自然とそのサッカーリーグの世界に入っていける。

この架空のサッカーリーグが
２部リーグだっていうところが
またいい。

全国的に有名な１部リーグではなく、
地元のスタジアムでローカルな試合が行われる
２部リーグ。

あぁそういえば、
以前
招待券をもらって
数駅先の
ローカルチームのバスケの試合を観に行ったとき、
手作り感満載の応援が
なかなかよかったなぁーー
と思いだした。

あれは２部リーグだっけ３部リーグだっけ。
わたしにとっては初めて聞いたチームなのに、
おそろいのTシャツ着て
熱心に応援しているひとたちが
何人かいたなぁ。

スポーツチームの勝ち負けなんて
日常生活になんにも関係ないけれど、
でも
それに一喜一憂するのって
人生の中でも
けっこう贅沢で
かけがえのない楽しみ
になり得るものだなと思う。

またあのチームの試合を
観に行ってみようかな。