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ChatGPTと人類の未来

マーヴィン・ミンスキーの心の社会では、エージェントが組み合わさっていくうちに知能や心が生じる。とある。

ChatGPTをみると、ネットの情報(集合知)を、大規模言語モデルを用いて、集約、要約、分類、人間の評価による調整、フィルタリングなどを行うと、プログラムも、ここまで知的な回答ができる段階にきたんだなと思う。

そこで、今回は、人類の未来について書いてみようと思う。
ChatGPTによれば、地球の年齢は約46億7000万年だそうである。

恐竜が存在していたのは大約245万年前から、約6600万年前まで。
人類が始まったのは約200万年前から約8万年前まで。
だそうである。

一体、誰が恐竜時代をリセットし、新生代(現代) を始めたのだろうか。

宇宙の大きさからすれば、地球など一雫(ひとしずく)にすぎないが、我々はそんなところで、日々、細菌のようにその中を蠢いている。

スケールが大きくなりすぎたので、少しスケールを下げてみたい。
1万年後人類はどうしているだろうか。

現状の延長からの発展をそのまま考えるなら、ホモデウス的な新種の人類が大勢いたり、遺伝子ガチャや新しくデザインされた新種の知的生物だったり、ロボット工学をベースとしたアンドロイド(人間的な機械)など、従来の人間の能力の限界を超えた生物たちが、地球外にも勢力を広げている事だろう。

我々は、ついフィジカルなイベントに囚われがちだが、宇宙のさまざまな空間に巨大な建造物を作ることより、地球上や宇宙に、スーパーコンピューターを送り込みそこで、映画マトリックスのような電脳空間で永遠と、新種の人工知能を、生成・進化・競争させつづけることのほうが、有意義だったりするのかもしれない。

要約

私が、ChatGPTとSnowのAIアバターで共通した興味深い要素は「要約」についてである。
SnowのAIアバターは人の特徴を要約し、それを別のスタイルに、あまり盛りすぎない状態で、生成しているようにみて取れるのが興味深い。
一方ChatGPTはインターネットの要約にやや近いと感じられる。
様々な質問に対する答えは、ネットで検索して、ある程度の意見を集約するとこんな感じの意見になるよね。という内容が返ってくる。

ChatGPTは、ある意味ネットポピュリズム的でもあり、人類の意識を投影したシステムであるとも言えるのではないだろうか。

計算機とスマホ

計算機の進化は、コンピューターという形で、多様な計算問題を解き、テクノロジーの進化に貢献してきた。
一方スマホは、人々をインターネットにしばりつけ、人々をIoTのノードのように端末化させている。

表現は悪いが、これは、種の進化と、派生という意味で、重要な要素である。

おそらく、これからこのネットワークやノードは、仮想的なレイヤーで分断し、時々統合し、それぞれ別の道を進むと思う。これは、いま世界で起きている延長線上に未来があるなら、ごく自然な発想である。

Human: 100年後のアドロイドの人口は?
AI: 100年後のアドロイドの人口については、今の技術の進歩を見てみると、明確な数字は推定できませんが、増加する可能性が高いと考えられます。AIなどの技術は十分な進歩を遂げているため、未来ではさまざまな用途に使用される可能性が高まっています。

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