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#11 【アート】色を上手に使うと人間関係が円滑に?

ファッション雑誌のモデルやテレビに映るタレント、彼らは流行りでお洒落で魅力的だ。お洒落に気を使う人は、流行のファッションや色を取り入れることが上手なのだと思う。例えば黒色を取り入れることで、重厚な落ち着いた印象をプラスしたり、オレンジ色を取り入れることで、元気でアクティブな印象をプラスしたり、自分が見せたい印象へ近づけることができる。色にはそれ自体がもつ印象が少なからずあって、私たちの使い方次第でより効果的に相手に印象づけることができる。

ちょっとぎくしゃくしている人間関係が色を取り入れるだけで変わるとしたら。今回は、そんな悩みに寄り添ってくれる本を紹介したいと思う。


好きな色と使うべき色は違う?

色が与える効果

普段何気なく見ている色にも視覚的に与える効果が違う。(感覚的にも、楽しい印象を与えたいときに黒を用いることは少ないだろう。)色にはそれぞれ性格がある。七江先生は基本の12色についてそれぞれ解説を添えている。

◆黄色
フレッシュで開放的な気分に
パッと目を引かれ、明るく楽しい気持ちを起こさせる色。元気や勇気もわいてきて社交力もアップ。幸せ感や希望といった意味合いも秘めている。便通がよくなる色でもある。
<ポジティブ面>
・明るい
・人気
・チャーミング
・ユーモア
<ネガティブ面>
・騒がしい
・落ち着きがない
・お調子者
・現実逃避

(『人生は色に無頓着なままでは変わらない 明日、微笑むために色を見方にしよう』引用)

利用シーン例

色の性格を使うことで、日常生活のお悩みを少しだけ改善できるかもしれない。例えば、どうしても今日は定時で帰りたいとき。それでも仕事をどんどん頼まれてしまう。こんなときに最適な色があるのだろうか。

「仕事ができる」、「信頼できる」印象を周囲に与えつつ、自分自身も集中力を高める色を使うようにしていきましょう。それが青です。(中略)落ち着いた青や紺を身につけたり、ペンや付箋を青で統一することで、楽しい気持ちは少し減りますが、仕事への集中力は、ぐっと高まります。
残業が減らない理由は、仕事の効率が悪いことだけではなく、あなたの心の状態のせいかもしれないし、周囲の環境のせいかもしれない。原因をひとつに絞り込むのではなく、「自分は自分」と、マイペースに問題を解決していく姿勢でいることが大切です。

(『人生は色に無頓着なままでは変わらない 明日、微笑むために色を見方にしよう』引用)

残業が続くときを振り返ってみると、あれもこれもやらなきゃ、帰ったらあれをやって、など思考が散らかっていたように思う。今からでもデスク周りに青を取り入れて、ヒートアップしそうなときに青を見るようにしてみよう。

色を上手に使って人間関係を円滑に!

この本の中では、様々な日常の悩みについて色を使うという手段でアプローチしている。上司とぎくしゃくしている、デートのときに失敗したくない!といった何気ないが本人にとっては大きな問題が、色を取り入れることで少し、変わるかもしれない。

少しでも興味が出てきた方は、手にとってほしい。

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