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京都寺社巡りの旅②~平等院・宇治~

京都2日目は、まだ訪れたことのない場所に。車を借りて出発です。

平等院

 言わずと知れた世界遺産でもある平等院。実は、中学の修学旅行で来ているんですよね。でも全く記憶にない(^^ゞなのでまずはこちらから。

 南門から入り、鳳凰堂の拝観受付に向かいます。

浄土院

 まずは浄土院です。ちなみに平等院はどの宗派にも属さない単立寺院ですが、院内に浄土宗の浄土院と天台宗系の最勝院があり、両寺で管理しているそうです。ちなみに、運が良ければ、こちらでも御朱印がいただけるようです。

不動堂・最勝院

最勝院の本堂、不動堂。

 山門をくぐると不動堂があります。最勝院の本堂で、不動明王が祀られています。その隣には地蔵堂があり地蔵菩薩が祀られています。

鳳凰堂

 いよいよ10円玉のデザインでも有名な鳳凰堂です。朝イチで行ったので、まだ混雑もなく、ゆっくり写真も撮れました(^^)

御本尊の阿弥陀如来坐像

 極楽浄土の宮殿をモデルにしたといわれる鳳凰堂。何とも言えない迫力で、圧倒されますね。青空と社殿の朱が素敵です。

御朱印・御朱印帳

集印所にて「鳳凰堂」「阿弥陀如来」の2体の御朱印と御朱印帳を拝受しました。

 この後、9時過ぎに鳳凰堂拝観受付し、10時10分まで、結果、あっという間に時間は過ぎ、拝観できました。やはり不思議な空間ですよね。この後、歩いて宇治橋を渡って宇治神社、宇治上神社に向かいます。

宇治橋の欄干
宇治橋全景
宇治川

宇治上神社

宇治上神社(うじがみじんじゃ)
御祭神 菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)
    応神天皇(菟道稚郎子命の父、15代天皇)
    仁徳天皇(菟道稚郎子命の異母兄、16代天皇)
鎮座地 京都府宇治市宇治山田

 正門をくぐると拝殿が見えます。この裏手に本殿があり、直接本殿の前でお詣りすることができます。

鳥居と社号標
正門
本殿
本殿の扁額

 本殿は、神社建築では現存最古といわれています。正面の写真からでは分かりにくいですが、流造の社殿です。

御朱印(金字)
御朱印帳

 ちょうど宮司さんがおらず書置きということだったので、折角だから御朱印帳も拝受しました。墨文字と金文字が選べたので、金文字をいただきました。御朱印帳も書置きの御朱印も何種類もありました。

宇治神社

宇治神社(うじじんじゃ)
御祭神 菟道稚郎子命 (うじのわきのいらつこのみこと)
鎮座地 京都府宇治市宇治山田

 御祭神は宇治上神社と同じで、この二社一体の存在です。

中門。この内側に御本殿があります。

 中門のお賽銭箱の所にうさぎの置物があるんですが・・・

 振り返っているのが分かりますか?御祭神の菟道稚郎子命 (うじのわきのいらつこのみこと)が河内国から向かう際、道に迷っているとき兎が現れ、何度も振り返って道案内をしたといういわれがあります。御祭神の「うじ」とは兎の道って書きますよね。ここからこの地が「宇治」となったそうです。

御朱印は書置きでしたので、通常のものと、御祭神の名を記した2体をいただきました。御祭神のなの御朱印は、季節によって和紙の色が変わるようですね。

縣神社

縣神社(あがたじんじゃ)
御祭神 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
鎮座地 京都府宇治市宇治蓮華

 平等院の近くに鎮座する神社ですが、かつて平等院の建立の際には平等院の総鎮守として藤原肢の繁栄を祈願していましたが、神仏分離によって、今は管理を離れているそうです。

 御朱印も直書きでいただけましたが、何だか宮司さんが、すっごく慌てていたようでした(^^ゞお忙しかったのかな?そんな中、丁寧に対応下さって感謝です。

さて、次は石清水八幡宮です。

(つづく)

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