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映画『世界で一番しあわせな食堂』 私の未来を照らす作品

2021年2月22日。「2」がたくさん並ぶ日に観た映画にときめいています。いえ、映画の内容とテーマに私の未来を見透かされているようでした。正直、自分の気持ちをうまく整理できていません。興奮した気持ちのままいまつづっています。

フィンランド北部の小さな村にある食堂へ、上海から料理人チェンとその息子がやってきた。恩人を探していると言うが、知る人は誰もいない。食堂を経営するシルカは、チェンが食堂を手伝う代わりに、恩人探しに協力することとなる。恩人探しが思うように進まない一方で、チェンが作る料理は評判となり食堂は大盛況。次第にシルカ、そして常連客とも親しくなっていくチェンだったが、観光ビザの期限が迫り、帰国する日が近づいてくるーー(チラシより引用)

昨年の11月に愛犬がさまざまな大病を患っていることが判明。その直後に母親も転院。幸にして、どちらもその後安定した状態になりました。わんちゃんの病気については、ごはんをいろいろ探している過程で和漢のごはんに辿り着きました。そのごはんを1ヶ月ほど食べさせた結果、想像以上の良い結果が得られたのです。そのことをまとめた投稿がコチラ↓

このことがきっかけとなり、薬膳の勉強をしたいと思うようになりました。通信教育にしようか、学校に通おうか迷っていた時、突然の悲劇に見舞われたのです。忘れもしない2月11日14時50分。普通の硬さのパンをかじっただけなのに、なんと前歯が折れたのです。折れた瞬間はただ狼狽えることしかできず、本当に怖かった。その後運よく非常に腕のよい歯科医院で治療してもらえたおかげで、何とか抜歯は回避できました。

しかし、前歯を破折してからというもの、治療中はおかゆやリゾットなど柔らかいものしか食べることができません。食べることの大切さ、そして口腔内ケアの重要性を身をもって感じているわけです。そんな中、主食で食べていた玄米を使ってお粥を作りはじめました。するととても体調がよいのです。調べてみるとたいそう体によいことを知り、ますます健康と薬膳に関心を抱くようになったのです。

前置きが長くなりましたが、こんな状況の私に突如舞い降りてきた映画こそ『世界で一番しあわせな食堂』なのです。チラシは持っていましたが、まったく内容を読まずに事前情報ゼロの状態で観ました。鑑賞中、私だけ感動と驚きが入り混じり、自分でも一体何が起きているのかわからなくなるぐらいでした。

「陰陽五行」

「クコの実を使ったスープ」

「食が体を癒す」

そして極め付けが「薬膳」という言葉です。何という偶然なんでしょうか。この春から薬膳の学校に通うことを決めた直後の私にとって、健康や薬膳に対する熱い思いを代弁してくれているかのようでした。そして、私が進もうとする未来をしっかりと後押ししてくれていると感じています。

映画は何かを暗示してくれる。そして、観ている人によってそのメッセージはさまざまであり、まさに芸術性が非常に高い存在。いまの私の人生に大きな影響を与えているのは、間違いなく映画です。

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