「人類を前に進めたい」を少し読んだ感想(詩)

プレゼントの届いた2019.10.31という日

壊れかけの世界、
燃え行く歴史が
消え行くこれからを
鮮やかに照らしている
燃え盛る火の家で
遊び狂う子供らよ

存在証明

ハロウィンで無邪気に騒ぐ
若者たちは
遥か昔
コロッセオで
人を殺戮して
熱狂していた人々よりは
ましだろうか？
似たようなものか？

朝のような
照明に夜照らされて
僕らはどこへ行く
僕らはどこへ行く
楽しくもあり
虚しくもある
毎年広がり行く
虚無

現代のファンタージェン
渋谷の街を
ぐるぐると徘徊する
化け物たちが踊る、叫ぶ
まさに化け物の格好をして

黎明の前のカオスに

ちょうどそのころ
世界を変える
新時代の掛け軸が
約1100人と契約をした

「新時代の
革命児になってよ！」
そう叫ぶ
虹色の滝の経典を手に
Twitterの深淵な闇の中で
ニヤリと笑う
宇野さんに
一番最初に手渡された
コウフクなものたちの一人が
たえきれず絶叫する

我々は
渋谷のハロウィーンを
遥かに超える
充実感を得た！
そして
人類史の多くの偉人たちを
遥かに超える力を得た！
「人類を前に進めたい」
そう願う
ヒーローたちの力を
拡大再生産する
この虹色のバイブルを
広げた
喜び！
楽しさ！
気持ち良さ！
エンパイア(帝国)はここにある！
我々のソウゾウの中に存在する！
この一冊の本と対話する
我々のソウゾウの中に
理想郷は存在する！

国家に烙印を押された
狂人が震えている
新たな時代の
名著に
立正安国論にも比肩せんとする
一文に震えている
強靭な存在であるという証を
心に刻印された
身の幸福に
震えている

日本語という
言葉の持つ不思議さよ
御書を産み
価値創造の英雄を産み
そしてこの聖典を産んだ
奇跡の言葉

革命はしばしば小冊子から起きる

私たちはエンパイアを作る
新たなアートと
新たなテクノロジーの
支配する
境界のない世界だ

私たちは
人類を前に進めたい
神代(ジンダイ)のお題目を
響かせながら
新時代(シンジダイ)の
この透明なお題目の
スペースが
掲げられた
この聖典を心に響かせながら
境界のない世界を
造り上げていくのだ

希望の星が
全人類の魂を
照らしている
今再び
歴史が一歩
前に進む

宇宙の広野に
常楽我浄の風が吹く
魂の中で
展開される
新たな聖域にて寛(くつろ)ぐ

猪突猛進する
獅子の化身が
令和を寿(ことほ)ぐように
世界を変えていく
今を
この場所を
傑作の之(これ)！
このマスターピースを
アートの光を
構築する

之は美しい生命そのものだ

新時代の二仏の化身と
私たちは
輝きを
星々から星々へ
届けて行く

さまようように
ただようように

冒険しゆく
まざりながら
コラボしながら
対話しながら
開発しゆく

美しき聖典と
美しき青年を
増やしながら

今日から
君の魂には
希望の生命の滝が
溢れ尽きることなく
流れ出ることだろう
263ページの
宝の山へ
手を伸ばせ
心に何かがほしいとき
この一冊の書に
手を伸ばせ

(完)

特別冊子「ニッポンを前に進めたい」とP13まで読んだ時点での話