靴の機能をチェックしよう

最近は、散歩やジョギングをしてる人を多く見るようになりました。
普段運動習慣が無い人や、今まで室内運動がメインで久しぶりに外で運動をしている人も多いかと思います。

一つ運動前に確認してほしいことがあります。
それは、履いている靴です!

靴は体を守ってくれるアイテムです。この靴が本来の機能を保っていなかったら、体に痛みがでてしまうかもしれません。

チェックしたい項目はいくつかありますが、今回はご自分で簡単に靴機能のチェックができるポイントをお伝えします。(今回は既に履き始めている靴のチェックになります)

1.踵はすり減っていませんか?

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写真にある踵の減り具合だと替え時です。
踵が減っているとその分身体が傾きます。写真の場合、外側の減りが強いので体も外への傾きが強くなってしまいます。

2.靴の履き口は広がっていませんか?

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靴を真上から見てみましょう。
写真のように(特に左足)広がっていたら足の動きを抑える機能が弱くなっています。
この場合、左足は内側に流れ過ぎてしまい、バランスを崩し負担がかかります。

写真のような状態で使い続けていると姿勢や歩き方も悪くなり、痛みや筋肉の張りが出てきやすくなりますので、ご注意を!

3.靴は適切な位置で曲がっていますか?

靴を上から地面に押し付けて(やや強めに)、下の写真の位置辺りで曲がっているなら大丈夫ですが、

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次の写真のように靴の真ん中で曲がってしまうようなら要注意!

なぜならこの位置で足は曲がらないからです。

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足の曲がる位置はここになります。

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力をかけた時(体重がかかった時)、真ん中で曲がってしまう靴では、足の曲がる位置(写真参照)と靴の曲がる位置が合わないので、足を痛めてしまうかもしれません。

写真の靴の場合、買いたての頃は曲がる位置は適切でしたが、履き続けることで柔らかくなってしまい、真ん中で曲がるようになってしまいました。

最近は「軽くて、柔らかい」ものも流行っていて、元々真ん中で折れ曲がる靴もよく見かけます。こういった靴は柔らかいので履きやすさはあるかもしれませんが、歩きやすい、体を守る機能は備わっていないことが多いです。気をつけて選ぶようにしましょう。

上記3点のポイントはご自分で簡単に確認できますので、運動をする前に、履こうとしている靴をチェックしてみましょう!

運動をすることは大事ですが、機能が保てているか、備わっているのかを点検し、より安全に運動を行えるよう準備しましょう!

以上、今持ってる靴の簡単チェックのお話でした。

「靴を買う際のポイント」のお話も近々したいと思います!




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