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「価格上昇」時代のマーケティングを学ぼう

様々な商品やサービスの価格が上がりインフレが進んでいます。

そんな状況だからこそ、ご紹介したい本は、 「価格上昇」 時代のマーケティング - なぜ、あの会社は値上げをしても売れ続けるのか (小阪裕司) です。

この本では、商品の価格を上げるための考え方や方法が事例とともに解説されています。

価格は価値に従う

本書の核となる考え方は 「価格は価値に従う」 、つまり中心に考えるべきは 「商品の価値」 です。そしてマーケティングコミュニケーションの視点から 「商品の価値を伝えることの重要性」 を学ぶことができます。

著者は商品に価値が伴っていれば、価格を上げるべきだと主張しています。商売において、商品への正当な対価としてお金をいただくことは重要です。「価格は価値に従う」 「価格を語る前に価値を語れ」 という考え方は、一見当たり前のことのようですが、実際には簡単に忘れさられてしまいます。

お客さんがまだ知らないであろう商品の魅力、使ったり保有することでの価値をお客さんにどれだけ伝えているでしょうか。商品をつくり、ただ単にお店に並べているだけでは十分ではありません。価値をしっかりと伝え、適正な価格に設定することが大事なのです。

豊富な事例から解説

この本では著者が手掛けた事例が豊富に紹介されており、たとえば客単価が倍になったレストランや、物価高をチャンスと捉えるスーパー、技術の向上に伴って価格を上げた菓子店など、色々な業界で成功しているストーリーが綴られています。

さまざまなモノやサービスの値段が上がる中で、どうやってお客さんを維持し、さらに増やしていくのか。その秘訣が詰まったこの1冊を読むことで、インフレ時代にも勝ち抜くマーケティング術を身につけることができます。

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