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イチロー選手の「特別なことをするために、普段通りの当たり前のことをする」は、ビジネスにも示唆に富む

イチロー選手の言葉から、習慣の大切さを掘り下げています。

イチロー選手が1日も欠かさないこと

PRESIDENT Online にイチロー選手の記事が掲載されていました (2015年4月) 。

 「鉄人」 イチロー・世界記録への挑戦|PRESIDENT Online


以下は記事からの引用です。

41歳ながら、怪我もなく、動きに衰えは見えない。まさに鉄人、まさに「無事是名馬也」である。

「からだの準備がすごいですよね」。先日、懇親会の際、ラグビー界の "レジェンド" 、43歳の元日本代表、まだ現役の伊藤剛臣 (釜石シーウェイブス) はそう漏らした。「ぼくがストレッチを必死でやりはじめたのは40を越えてから。でも彼は、それをずっとやっているわけですから」

グラウンド入りしてからのルーティンワークは有名で、ストレッチも一つひとつ丁寧にやる。特別なことをやるのではない。股関節を柔らかくするマタ割り、肩甲骨の周りをしなやかにする肩のストレッチ……。

並みの選手が1年365日続けられないことを、イチローは1日も欠かさずにやるのである。

 (引用: 「鉄人」イチロー・世界記録への挑戦|PRESIDENT Online (2015年4月3日)

特別なことを成し遂げるために

短い記事でしたが、興味深い内容でした。

この記事で最も印象に残ったのは、イチロー選手のこんな言葉でした。

イチローの名言集にはこう、ある。「特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするために、普段通りの当たり前のことをする」と。

 (引用: 「鉄人」イチロー・世界記録への挑戦|PRESIDENT Online (2015年4月3日)

イチローにとって「普段通りの当たり前のこと」の1つが、1日も欠かすことのない丁寧なストレッチなのでしょう。練習や試合前の準備です。

これをビジネスパーソンに当てはめると、例えば次のようになります。

ビジネスでの当たり前
・今日、自分がやることをアクションアイテムに落とし込む。その日の最後には翌日の仕事がしやすい状態で終える
・会議の前には必ずゴールイメージとアジェンダを設定しメンバーに共有する
・お客さんとの商談前には、相手のことを調べる

「当たり前のこと」を当たり前にやる

イチロー選手からの示唆は、これら事前準備を大事な時や思い出した時だけではなく、毎回やることの大切さです。

普段通りにやり続けられるかです。それがいつの間にか「当たり前のこと」になって、他人から見れば特別なことをやっているように見えます。

「当たり前のこと」を当たり前のようにできるかです。野球や仕事以外にも、日常生活でも当てはまります。

最後に(イチロー選手の走攻守ハイライト動画)

イチロー選手の魅力は、言葉や哲学だけではありません。プロの野球選手として、走攻守で非常に高いパフォーマンスが出せることです。

以下は、イチロー選手の名場面映像です。

イチロー選手が達成した数々の記録


レーザービーム 2001


イチロー選手の走塁 (Ninja)


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