見出し画像

NO.5道具へのカンシャ

こんにちは小さな巨人です。

今回は起業家でlilo(リロ)株式会社代表の堀勝通さんと対談させていただきました。起業のことについて語っていただきました。

 ▼目次
1.起業家になった理由
2.「道具へのカンシャ」について
3.なぜ鍋を扱うのか
4.ビジネスをどのように広めていくのか
5.起業家になるために必要なこと 

1.起業家になった理由 

京セラの稲盛社長の「生き方」という本を中学生の頃に読んだ時、自分の中で衝撃を受けて起業家になろうと思いました。こういう生き方をしたい、こういう仕事感を持って働きたいという思いが生まれました。稲盛さんが経営者でしたので、こういう人になるには経営者にならないといけないと思いました。起業とは何なのか全然分からなかったので高校に行ってからは起業に関する本を読んで学んでました。今でも座右の書にしているのが、この稲盛社長の「生き方」という本ですね。非常に大事な本です。この本に出会えてなかったら起業していなかったかも知れないですね。大学時代には本格的にビジネスについて学びました。大学生のある時から東京に頻繁に行くようになり、アオイエというシェアハウスでいろいろな方と出会い、早く自分も何かをやらないいけないと思うようになり、トビタテという制度を使ってメキシコに行くことにしました。最初は網戸のビジネスをメキシコで始めました。課題がたくさんありうまくできなかったですね。ヒアリングとかモニタリングをなどをして0から1で事業を作ることを初めて経験できたのはすごく良かったですね。 

2.「道具へのカンシャ」について 

liloは、「道具へのカンシャ」が芽生える体験を届けるライフスタイルブランドです。感謝という言葉に、自分たちが道具に対してリスペクトしたいという気持ちがあります。「感謝しようよ」と簡単に言っちゃうとつまらないブランド、フレーズになると思っていて、誰の目にも止まりやすいようにであえてカタカナにして、改めて「感謝」ということを真剣に考え直してもらいたい、そういう狙いがありますね。後はシンプルにカッコいいというのはありますね。すごくウケがいいので、このブランドフィロソフィーは気に入っています。 

3.なぜ鍋を売るのか 

ビジネスパートナーである古谷と一緒にやるとなった時に、彼自身が陶器屋3代目であったので食器などがメインで、食というところにある程度フォーカスしていたというのはありますね。あとは、自分たちが「道具へのカンシャ」を伝えていこうと思った時に、liloの商品を買った人にとって一番インパクトがある領域でやるべきだと思いました。インパクトがあるということは生活の中で頻繁に使うものであるべきだと思うんですね。例えば、自分たちが最初に売り出すものが年に1回しか使わないドライバー(工具)だとしたら、使う回数が頻繁にあるわけではないので「道具へのカンシャ」を考えるキッカケが少なくなってしまいます。それに比べて食という時間は1日3回あるので0歳から100歳まで生きるとしたら10万回くらいあるんですね。より数の多いもの、より接する機会が多いもの、それでいて「美味しい」と感じてもらうことがインパクトになると思っています。「liloで作った料理は美味しいね」と感じていただく度に「道具へのカンシャ」を考える回数が増えていくと思うんですね。ですので、まずは食という領域でliloブランドを広めていきたいですね。今後あらゆるジャンルの道具も作っていきたいと考えています。役割としては古谷が作る人としてプロダクトをデザインし、私が売る人として世の中のマーケットを見て、売り方を工夫しているというのがliloのチームですね。

4.ビジネスをどのように広めていくのか 

ビジネスというのは2つのステップしかないと思っています。「商品を作ること」と「そこに人を集める」、それだけなんですね。すごくシンプルです。私たちは最初の商品を作りましたので、今は人を集めることをやっています。今後はイベントや展示会に出て、さらに商品自体や商品の見せ方を磨いていきます。まず最初は商品を作る、サイトをある程度作る、自分たちの周りの人を集めることをしました。まずは1000人がサイトに入ったら1人は買ってくれるというところまで商品を磨くことが必要ですね。サイトに入ってきてくれた人に私たちがやろうとしていることを理解していただき、それに共感した人が買ってくれるように取り組んでいます。売れているということは商品に共感して買ってもらえてるということなんですね。伝え方は、文字で伝えるのか、写真で伝えるのか、動画で伝えるのかいろいろあります。伝わりやすければ伝わりやすいほどいいですね。サイトを磨いてどういう文言なら刺さるのかを考えたりしています。今は自分たちが言いたいことを言っていますが、今後はよりお客さんからの視点でも考えていかなければいけないですね。例えば、「カンシャ鍋」という名前で売り出したのですが、それはスピリチュアル過ぎて嫌だとお客さんからの声から聞けたので、すぐに消して対応しました。今は自分たちの商品を市場出して、市場の反応に合わせて可変させていくことをしているのです。商品を作る中で商品をなぜを売るのかをどういった商品なのか説明できないないとダメですね。それは1日、1週間でわかることではないですし、じっくり考えていかないといけないですね。初めて会った人でも商品がわかるようにしないといけない、そう思っています。

5.起業家になるために必要なこと 

まだ私は成功している訳ではないのであまり話せないテーマですが、起業している人は熱い人も多いですけどクレバーな人もいますね。つまり、どんな人でもなれる職業だと思いますね。起業というのはやろうと思えば登記すれば起業できるので簡単ですね。起業したいていう人はいっぱい自分の周りにいましたけど、実際に起業している人はほとんどいないですね。もし、お金しか見ていなかったら起業する理由がないですね。あえて比較するとしたら、ある程度良い企業に就職した方が毎月給料を貰えますので起業するより確実にお金を稼ぐことはできますからね。自分で起業する人はどん底でも良いと思えて、お金以外の何か理由がないと絶対に無理ですね。起業はめっちゃしんどいですし、新しいことだらけですから。後は一番怖いのは口座残高どんどん減っていくことですね。そのストレスに耐えられるかも大事ですね。そのためにはある程度お金以外の理由がないと続かないと思いますね。私たちは「道具へのカンシャ」が世界中に伝わることで真のサステナブルな社会の実現が見えてくると信じています。それが今lilo(リロ )の事業をしている理由ですね。今は持っていなくてもいいけど、自分がより良い社会にしていく大前提のもと起業をすることが必要だと思います。自分だけが儲けるだけでは限界がありますね。自分だけ儲けたいという考えの人は起業しない方がいいと思います。それなら、副業でいいと思いますね。世の中稼ぎ方はいっぱいありますからね。 

 堀勝通さん対談ありがとうございました。
下記のリンクからliloの商品を拝見できますので、是非覗いてみて下さい。
https://li-lo.jp 

#起業家
#堀勝通
#lilo
#道具へのカンシャ
#ダッチオーブン
#信楽
#転職
#就活生
              
            

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?