赤と嘘 Vo.森翼

うたをつくってうたうひと。

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描く恋慕

声が嫌いなんだ もう喋らないでおくれ 顔も見たくないな もう近寄らないでおくれ 仕草 行動 その全てが目障りで 噂 情報 その全てが耳障りで もう通りたくないなこの道も…

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この期に及んで

報われない声が聞こえる 夜の公園で夢を語ったんだ 君だけに 手短かにと頼まれている 僕の人生の夢を語ったんだ 君だけに 「目には目を歯には歯を」 僕の夢って結局な…

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安物のカレーパン

君はわがままだ この上にないくらい 僕はひどい事を 君にひどい事を 少なくともね今は泣けない時間 全て受け入れたいと思う 僕が一番わがまま 夢中で漕いだペダル…遠い…

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雨が少し降りはじめたから 急いで君のもとへ駆けてく 僕を抱き寄せて「寒いね」って またあの日のように笑ってくれないか じゃなきゃ僕は… 氷と一緒に溶けて芽生えた四月…

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ノスタルジー

眩しいから朝が嫌い 眠たいから昼も嫌い 夜は寂しいだから嫌い 一体僕はいつ生きればいいんだ? 誰もが見えない傷を抱えて 時には押しつぶされそうになって それでも歩…

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心ない

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心ない

心なくて 君を見てた 赤い丸い そこに君を そして 愛してると呟いて らしさを見つめていた 「返せよ」と嘆いては もうあの日の僕はいないよ いつも見てた 君とあの景…

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描く恋慕

描く恋慕

声が嫌いなんだ もう喋らないでおくれ
顔も見たくないな もう近寄らないでおくれ
仕草 行動 その全てが目障りで
噂 情報 その全てが耳障りで
もう通りたくないなこの道もあれ以来…
あの店のドアを跨ぐこともあれ以来…
嘘をつく行動
つかない心のファイティングポーズ
もうちんぷんかんぷんになってきた

本当は人並みの長さのまつ毛も
手入れなしなら少し
気にかかる癖毛の髪も
うんざりだよ

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この期に及んで

この期に及んで

報われない声が聞こえる
夜の公園で夢を語ったんだ 君だけに
手短かにと頼まれている
僕の人生の夢を語ったんだ 君だけに

「目には目を歯には歯を」
僕の夢って結局なんだっけ?

この期に及んで僕は泣き出した
水たまりと綺麗な空に挟まれて
この期に及んで僕は泣き出した
向かい風を吸い込んだらくしゃみが出た
僕はやってみせるよ君にきっと見せるよ
僕が叶えるところ

僕の話を聞いたあとで

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安物のカレーパン

安物のカレーパン

君はわがままだ
この上にないくらい
僕はひどい事を 君にひどい事を

少なくともね今は泣けない時間
全て受け入れたいと思う
僕が一番わがまま

夢中で漕いだペダル…遠いな
宇宙一の金メダル…遠いな
愚痴一つで瓜二つ
叫んでいた もがいていた

『辛い時はこの歌を』『いつでもそばにいるからね』って
今の僕には慰めの歌が気安く歩み寄るけれど
本当はそれじゃ物足りなくって
「ごめんね、今一人になりた

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雨

雨が少し降りはじめたから
急いで君のもとへ駆けてく
僕を抱き寄せて「寒いね」って
またあの日のように笑ってくれないか
じゃなきゃ僕は…

氷と一緒に溶けて芽生えた四月の想い
雨に流されそうになった六月の想い
夕日とあなたをダブらせた八月の想い
海に一度沈んだ十月の想い
僕は…

雪は止んだ心も病んだ三月
もう居ない自転車の後ろの温もりを
感じて進んだあぜ道の途中
また僕は君を思い出す

僕は…僕は

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ノスタルジー

ノスタルジー

眩しいから朝が嫌い
眠たいから昼も嫌い
夜は寂しいだから嫌い
一体僕はいつ生きればいいんだ?

誰もが見えない傷を抱えて
時には押しつぶされそうになって
それでも歩いてるんだってわかった
洗濯物が乾いた日だった
「どうかこのまま時が止まればな」
なんて言わないよ

眩しいのは僕らの未来
眠たいのは大人の話
暗い部屋から出ておいでよ
好きなときを生きればいいんだ

止まない雨もあると僕は

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心ない

赤と嘘

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心ない

心なくて 君を見てた
赤い丸い そこに君を
そして
愛してると呟いて
らしさを見つめていた
「返せよ」と嘆いては
もうあの日の僕はいないよ

いつも見てた 君とあの景色
僕は涙 君も涙 そして
愛してると呟いて
らしさを見つめていた
「返せよ」と嘆いては
もうあの日の僕はいないよ

いつも見てた 君を見てた
君といたい いつもいたい