この期に及んで

報われない声が聞こえる
夜の公園で夢を語ったんだ 君だけに
手短かにと頼まれている
僕の人生の夢を語ったんだ 君だけに

「目には目を歯には歯を」
僕の夢って結局なんだっけ？

この期に及んで僕は泣き出した
水たまりと綺麗な空に挟まれて
この期に及んで僕は泣き出した
向かい風を吸い込んだらくしゃみが出た
僕はやってみせるよ君にきっと見せるよ
僕が叶えるところ

僕の話を聞いたあとで
君が人生の夢を語ったんだ
やりたいことや素敵なこと
話す時の君の瞳はいつも美しいんだよ
僕も君に何かしてあげたい
走るとこもっと見せてくれ

君が転ばないようになんてできないよ
「立ち上がれるように」ならできる気がする
夜が明ける前に 声が枯れる前に
君にだけは伝えておきたい言葉
君は1人じゃない 君は1人じゃない
僕が言い切ってやるよ

頭に浮かんだ「今に見てろよ」
だけど言えなかった…
諦めるなんて理解できないよ
僕は理解できないよ

この期に及んで僕は泣き出した
水たまりと綺麗な空に挟まれて
この期に及んで僕は泣き出した
向かい風を吸い込んだらくしゃみが出た
僕はやってみせるよ君にきっと見せるよ
僕が叶えるところ

報われたい声が聞こえる