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60代女性から学ぶ、人生を謳歌する生き方

つい先日、60代の女性とお出かけをしました。

その方とは、下の記事にくわしく書いてますが、バイト先で知り合った常連のお客さんです。

春子さん(偽名)に気に入られたため、わたしからお誘いし、今度は台湾料理、コーヒーショップ、カラオケに行ってきました。

本当にあっという間と感じるほど、楽しい時間を過ごしました。

そして、今回もまた春子さんと話していて「これは今後の人生で大切かもしれない」と感じたことや「60代でそれはすごい!」と思ったことを紹介したいと思います。

なので、気になった方はぜひ参考にしてもらえると嬉しく思います。

わたしが驚いたことパート1

春子さんと台湾料理店でビーフンを食べてるとき、突然こんなことを聞かれました。

「そういえば、翼ちゃんって彼氏っているの?」

わたしは、「いないですよー」と答えると「えぇ、そうなの!?」と驚かれました。

「翼ちゃん可愛いからモテそうなのに〜」と言われましたが、「ぜんぜん!出会いないのでまったくないです!」と答えました。

もちろん、わたしが男性と遊んでいるというプライベートな話はいっさいしてないので、春子さんは言葉通りに受け取ったようです。

そして、わたしも「恋とかしてますか〜?」と冗談まじりに聞くと「まぁ、一応してるわよ」と返答が返ってきました。

わたしは、推しメンでもいるのかと思ったので「俳優とかですか?」と聞くと春子さんは「一応、付き合ってる人はいるのよ」と答えました。

なので、「ええええええ!?マジですか!?」と驚いたわけです。

いや、わたしが驚いたこと自体、めっちゃ失礼ですよね。

だって、60代であっても普通に恋愛してる人だっていると思いますから。

でも、こんな身近にいるとは思わなかったからびっくりしたのです。

しかも、春子さんは前会ったときも恋バナなんてしなかったし、休日は一人で優雅にカフェでお茶すると言っていたので、そもそもいたのかいってことに驚いたのです。

「わたしよりも4つ年上で、身長は175はあるのよ」と彼女は言いました。

「ちなみに、翼ちゃんのことも話したら会いたがってたわよ」と言ってたので、「えええ、わたしの話もしてたんかい!」と驚きました。

さらに驚いたのが、彼が横浜に住んでいること。

「え、遠距離恋愛ですか!?」と聞くと春子さんは「そうよ」と答えました。

「え?不安にならないんですか?」
「寂しくないんですか?」
「相手が浮気してるとか気にならないんですか?」
とか

愚問と言えそうな質問はすべて喉の奥に流し込み、「へぇ、すごいですね!」とだけ答えました。

というのも、こういった「遠距離恋愛がうまくいかない」という暗黙の了解は、年配者の恋愛とは違う気がしたからです。

むしろ、歳を取れば取るほど、そうゆうのは気にしなくなるのかなぁとふと思いました。

彼と会うのも月に1回くらいだと言っていたけど、春子さんはぜんぜん平気そうな感じでした。

離婚を経験しているからこそ、結婚は望んでないみたいでした。

お互いが楽でいられる一番いい関係をキープされてるのが、すごいなと思いました。

そして、この歳でも恋愛はできるということにも驚きです。

最近の若者、そしてわたしは、どうして恋愛下手なのでしょうか。

いくつになっても諦めてはいけない、

いくつになっても女でいること、

そして、本当の意味でお互いの信頼関係を築けること。

なんか、重要なことを気づかされた感じがしました。

わたしが驚いたことパート2

わたしが、台湾料理店で春子さんがおすすめするこの店の杏仁豆腐を食べているとき、ふとこんなことを言ってきました。

「女はね、いくつになっても自分磨きを忘れてはいけないと思う」

わたしは、春子さんの方を向くと「確かに、春子さんいっつもおしゃれですもん!」と言いました。

今日も春子さんは、清々しい緑のシースルーの羽織りものに、クリスタルのネックレスと、イヤリング、そして指には二つ、種類の違う指輪がはめられてました。

くちびるも赤く、まつ毛はカールされてました。

「だって、わたしね、毎日『何の服着よう!』って考えるのが楽しみなんだもん」

「へぇ、そうなんですか!?」

みんが面倒くさがりそうなことを、わたしがいつも出かける前に悩むことを、スティーブ・ジョブズがその煩わしさにいつも同じタートルネックしか着なくなったそのことを

春子さんは楽しんでると知って、びっくりしました。

「だって、わたし、休日の何もない日でもお洒落するもん」

「ええええええ!」

「たまにいるでしょ〜?すっぴん・寝巻き姿でちょっと近くまで出かける人とか」

「あ、それわたしだ」と言いかけて、「確かに」と言い換えると

「わたしはそうゆう風にはなりたくないよ」と春子さんは言いました。

「すごいですね!」と感嘆しました。

そして、「それ、フランス人の奥様と生活スタイル似てますよ!」と言うと春子さんは「え〜本当に!?」と喜んでました。

以前、「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読んだことあったのですが、そこにはフランス人マダムのことがこう書かれていました。

マダムは、休日であってもお洒落をして、家で洋菓子を作るときでも細部にこだわると。

「フランスは、お洒落大国だから!」

まさに、春子さんの生き方がフランス人マダムそのものでした。

他にも春子さんは、休日におしゃれをしてオープンと同時に珈琲ショップでお気に入りのコーヒーを飲んでゆったり過ごすのがルーティンだそうです。

「なんて、優雅な休日なんだ!!」と思いました。

常に手抜きをしない、おしゃれで優雅な生き方を一人で楽しむ春子さんのライフスタイルに本当に心の底から憧れを感じました。

わたしもこんな素敵な60代を過ごしたいなと思いました。

わたしが驚いたことパート3

車に乗って彼女お気に入りのコーヒーショップに向かうとき、春子さんはこんなことを言いました。

「やっぱ、人生は楽しまないと!」

彼女は、休日の過ごし方だってそうだし、おしゃれや、人との交流、一人の時間を心から楽しんでいます。

だから、わたしは春子さんに憧れるんでしょうね。

「将来が不安」って思っている若者(わたしも含め)が多い中、人生をこんなに楽しんでキラキラしてる春子さんはまさに理想の未来、そのもの。

春子さんは、この歳になるまで色んな苦労をしてきました。

父親がアルツハイマーになり、包丁を投げることもあったため、何度も警察沙汰になったことがあったそうです。

それでも「大変だったし、苦労もしたけど、無駄な経験なんて何一つない」と言ってました。

乗り越える春子さんのたくましさも凄いですが、それをひっくるめて人生を楽しめちゃう彼女が本当に凄いなと思いました。

「いっしょにいてつまらない人ややっていて楽しくない仕事なんて時間の無駄!人生を楽しむ!じゃなきゃ意味ないよ!」と言ってました。

どんな状況であれ、人生を楽しむ以上に素晴らしいことなんてこの世にはないのだろうなと思いました。

最後に・・・

春子さんと過ごしてきて、色々なことを学ばせてくれました。

という事で、ここまでは良いことをずっと書き綴ってきました。

けど、ここからは(ひどい仕打ちをするつもりはないですが)裏話をしようと思います。

裏話というか、彼女と過ごしてみて、心の中で思った率直な意見を言いたいと思います。

実は、春子さんって60代だからわたしのお母さんと同じ年代なんです。

春子さんが63歳で、うちのお母さんが67歳。

でも、前々から思っててびっくりしてることがあるんです。

それは・・・・

わたしのお母さんの方がはるかに見た目が若い!!ということです。

もしかしたら、遺伝が関係しているのかもしれません。

でも、それにしてもうちのお母さんは他の60代女性に比べたらすごく見た目が若いのです。

これはなんだろうと思いました。

だけど、春子さんの話を聞いてみて、2点ほど違いがあることに気づきました。

これは、春子さんとわたしのお母さんの生活スタイルに大きな差があることに気づいたのです。

では、なぜわたしのお母さんの見た目が春子さんよりも(他の60代女性よりも)若いのか。

それを、これからわたしの解釈を交えてお話ししようかと思います。

なので、アンチエイジングに興味がある方、60代の若さの秘訣を参考にしたい方はこのまま読み進めてみてくださいね!

60代の若さの秘訣その1

春子さんとわたしのお母さんの生活スタイルで決定的に違う点が二つあります。

そのうちの1つが「仕事」です。

春子さんは、バリバリ働くキャリアウーマンに対し、
わたしのお母さんは

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