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「好きを仕事に」が死語に?

「好きを仕事に」が消えかかってる

全力投球で「好きを仕事に派」でやってきたので、これからの世の中がどうなっていくかについてアンテナをたてまくって毎日を過ごしています。

最近ちょっと感じるのが、本業を通じて「好きを仕事に」しようという流れが劣勢に立っているということです。

「好きを仕事に」というのは、色んな表現をされるため、いまいちその正体が掴みにくいかもしれませんが、ここでは仕事に対して金銭的な価値よりもやりがいだったり、自己実現を求める人たちのことをさしています。

なぜ本業で「好きを仕事に」が劣勢になってるのか

そんな「好きを仕事に」という概念が押され気味な理由として、コロナ禍に置ける以下の三つの理由で劣勢に追い込まれていると思います。

① 自宅待機中にプライベートの重要性を再発見した

僕はこれまで神奈川県から東京都まで通勤していました。大まかに見積もると電車での移動時間が往復三時間近く。これがリモートワークがメインになったことで丸々と時間が空いたわけです。

そこで始めたのが、料理。これまで料理がしたいとか思ったことはほとんどなかったのですが、いざ作り始めてみると、案外楽しい。

子供達に振舞って、喜んでもらったり、文句言われたりという毎日が楽しいのです。

僕のように改めてプライベートの魅力に気がついたという人は少なからずいるはずです。仕事はそこそこにして、プライベートを充実させていこうという。要するにワークライフバランス(仕事とプライベートを分けて、バランスを取りましょう)の考え方です。

②好きを仕事にして食っていくのは難しい

完全な主観ではありますが、「好きを仕事に」という声が大きくなり始めたのは、2008年のリーマンショックあたりからだと認識しています。景気が良い頃のキャリアアップして待遇を上げていこうという雰囲気が一転、自分らしく働くとか、好きなことを仕事にしようという流れが生まれました。

その3年後の東日本大震災を経て、人とのつながりや、足元にある幸せなどに注目が集まり、より「好きを仕事に」という流れが強まっていった気がします。「好きを仕事に」のトレンドが生まれて早13年も経ったわけです。

その間に多くの人が「好きを仕事に」しようと試みてきたはずです。しかし、残念ながら好きを仕事にして自由を謳歌している人と言われると、誰かイメージできるでしょうか。全体的に苦戦を強いられているのが「好きを仕事に」なのかもしれません。

③副業という概念が浸透した

働き方改革の一環として政府が「原則、副業・兼業を認める方向で普及促進を図る」と旗を振り始めたのが2018年です。そこからあっという間に副業やパラレルワークという概念が浸透していきます。

ここでいう副業というのは収入の多寡や有無は関係ありません。まだ副業が副収入を得るためというイメージではありますが、一部では本業は食い扶持として続けつつ、副業で自己実現を図ろうというトレンドが生まれてきています。

本業に「好きを仕事に」を求めずに、副業の方で「好き」を実現する環境が生まれてきたわけです。

「好きを仕事に」の流れは弱まっている

僕はこれまで本業で「好きを仕事に」を実現しようと全力投球で話をしてきました。そして今も日々奮闘しています。

それでも、やはり本業を通じて「好きを仕事に」というのはなかなか難しい。また世の中にもなかなか浸透していません。

繰り返しになりますが、その理由は3つ。
①プライベートの魅力を再認識した人が増えたこと
② 好きを仕事にすること自体が極めて難しいこと 
③ 好きなことは副業としてやれば良いという流れが生まれたこと

上記のような理由から、「好きを仕事に」の流れは弱まりつつあるのが現実でしょう。

余談ですが

と言いつつも、個人的に今後「好きを仕事に」が消えるとは全く思っていません

というのも、副業で「好きを仕事に」を求める人たちの中から、新たなスタイルが生まれつつあるためです。副業で得た経験を元に、本業に還元し、結果的に本業・副業とわず「好きを仕事に」を実現している人たちが増えてきています。

この辺は語りだすと長くなるので、また別の機会に!


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