【詩】世界でいちばん好きなオムレツ
世界でいちばんオムレツが好き
あの黄色いオムレツが好き
赤いケチャップのオムレツが好き
オムレツが好きって言ったら
休みの日に作ってくれたオムレツ
卵は一人分に三個の大盤振る舞い
もうそれだけで幸せな香りだね
世界でいちばんオムレツが好き
あの舟みたいな形に整ったオムレツが好き
フライパンを片手でらくらく持って
フライ返しで器用に操る
オレンジのチェックエプロンが
意外にも似合っているよ
世界でいちばんオムレツが好き
あの黄色いオムレツが好き
ちょっと甘めのオムレツが好き
世界でいちばんオムレツが好き
世界でいちばん黄色いオムレツが好き
世界でいちばん君が作ったオムレツが好き
世界でいちばん君が好き
※この詩はフィクションです。
実在の名称・団体・個人とは一切関係ありません。
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