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【コラム・手紙を書く】19)手紙は万年筆を使って書いてます

手紙を書くのに万年筆を使うのは、特別感があるからです。

わたしにとって、万年筆は小学生の頃から特別なものでした。
祖母が日記を書くときに、万年筆を使っていました。近くでみていたわたしは、ぼんやりと憧れてました。

中学生になると、委員会の先輩が使っていた可愛い万年筆がうらやましくて、同じものを買ってもらいました。
当時は、ボディが明るい緑でした。
インクは、ブルーブラックを使ってました。ちょっと暗いブルーです。
(ちょっと暗いブルー。ドラマチック~!)

その万年筆は、セーラーというメーカーで、数年前に復刻版が発売されました。わたしは、色違いで3本買いました。

20歳の時、万年筆販売の仕事に就きました。
外国メーカーの万年筆で、モンブランやパーカーといったメーカーを売ってました。
万年筆の知識や、百貨店でのあれやこれやは丸暗記。丸暗記できる年齢だったのでした。

万年筆は、社員割引で安く買えたので、月に一本は買ってました。国産メーカーの万年筆も買ってたかな。
その頃のコレクションは、ほとんどなく。
2本は残してたか。その2本は、手紙を書くのにがんがん使ってました。

ここ20年程は、また万年筆のコレクションは増えました。
付録に万年筆がついた雑誌はほぼ買ってるし、ネットでも買ってます。

手紙を書くときには、万年筆を使ってます。
書き味は好きだし、便箋との相性もいいし、何より万年筆が好きです。
疑似恋愛の相手へラブレターも書いちゃう?



同じテーマで語ってます。
あわせてお聴きくださいね。
「中野谷つばめ5分間文学ラジオ」
第189回 手紙を書くなら万年筆で


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