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里山大百科「秋」秋の七草

万葉の昔から秋の七草とされているのが、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウである。

山上憶良の歌が元だとも、日本人が秋を好んだ表れともいわれる。

しかし、このうちオミナエシ、フジバカマは野生のものが少なくなってしまった。

秋の野辺でいにしえの風趣をたどってみようと思い立っても、かなりの苦労を伴うのは間違いない。

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▲オミナエシ/山梨県小淵沢(藤丸篤夫・撮影)

「女郎花」とも書くが、やさしい感じの姿形から付けられたという。根は利尿剤として用いられる。花期は8~10月。

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