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6月は「毎日チョウゲンボウ」6/26更新分

※「毎日チョウゲンボウ」は1990年に平凡社より刊行された「チョウゲンボウ(Kestrel)優しき猛禽」をWeb用に再編集したものです。

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四季の風に乗って人里を舞う

立派な猛禽に成長した若鳥は夏の風に乗って1羽、また1羽と旅立つ。親鳥はその後も崖に残り、秋から冬へと過ごす。山に囲まれた人里の冬は厳しいが、きっと来年の春も元気な姿を見せてくれることだろう。

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▲崖の岩の上で翼を伸ばす若鳥。まだ表情にあどけなさが残っている

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▲下から吹きあがってくる風をとらえようと翼を広げ、飛ぶしぐさをする若鳥

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▲雄(右)から獲物のツバメの子をもらう若鳥。ようやく一人前に飛ぶことができるようになった

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著者紹介:平野 伸明(ひらの・のぶあき)

映像作家。1959年東京生まれ。幼い頃から自然に親しみ、やがて動物カメラマンを志す。23才で動物雑誌「アニマ」で写真家としてデビュー。その後、アフリカやロシア、東南アジアなど世界各地を巡る。38才の頃、動画の撮影を始め、自然映像制作プロダクション「つばめプロ」を主宰。テレビの自然番組や官公庁の自然関係の展示映像などを手がける。

主な著書に「小鳥のくる水場」「優しき猛禽 チョウゲンボウ」(平凡社)、「野鳥記」「手おけのふくろう」「スズメのくらし」(福音館書店)、「身近な鳥の図鑑」(ポプラ社)他。映像ではNHK「ダーウィンが来た!」「ワイルドライフ」「さわやか自然百景」や、環境省森吉山野生鳥獣センター、群馬県ぐんま昆虫の森、秋田県大潟村博物館など各館展示映像、他多数。
→これまでつばめプロが携わった作品についてはこちらをどうぞ。

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