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里山大百科「秋」ニホンミツバチ

ミツバチといえば、養蜂で使うセイヨウミツバチを思い起こす人のほうが多い。

セイヨウミツバチは明治時代にヨーロッパから導入された外来種だが、一方、古来から日本に土着しているニホンミツバチがいる。

ニホンミツバチは、セイヨウミツバチとはかなり習性が異なり、都会への進出もあってその生態が注目されている。

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▲木のウロの自然巣/埼玉県所沢市(新開孝・撮影)

働きバチの大群が巣盤をびっしりおおい隠している。ニホンミツバチの本来の巣場所は、森のさまざまな木にできたウロである。それも生きている木である必要があり、そのような場所の減少からか、人の作ったさまざまな閉鎖空間も巣場所として使うようになった。

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