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車ってやっぱり現金一括買いが賢いよね!

こんばんわ、はたけです。今日はセレナやアルファードの試乗体験記を書く気力が全くわかないので・・・

車購入時のお金の話をします。

車に乗る一般的な方法は以下の通りだと思います。

①現金一括で購入
②残価型クレジットで購入
③サブスクリプション(KINTOなど)
④リース
⑤ローンで購入
⑥レンタカー、シェアカー
⑦知人に借りたり、よからぬ方法やその他


⑥、⑦は一旦置いておきます。
今回は①~⑤の購入方法もしくは車を乗るのではどの方法が勧めか?ということについて説明していきます。

⑥、⑦は今回の趣旨に合わないので除外します。
⑦を選ぶなら、自己責任でそれを選ぶがよい。
⑥はコスパはいいのはマイカーオーナーとして悔しいけど認める。だけどややこしいので今回はこの話に入れません。悔しいので。

ここからしばらくCMが続きます。読み飛ばしたい方は目次の最初にまで飛んでください。

CM

こんな購入記を現在書いてます。車(ミニバン)やマンション好きな方はどうぞ。

資産形成やマンションのローン、資産価値などについての雑記はこちらへどうぞ。

最初に

今回の記事を書くきっかけとなったのは、Twitterである書き込みを見たことです

『車の購入は現金一括購入が賢いのはわかってるけど、つい誘惑に負けてローンで買いたくなる』

という書き込みでした。

もちろん、どのような背景の方かわからないので、事情や正解はわかりません。しかしこの発言の真意を考えたり調べたりしてみたので、今回、マイカーローンで買う気満々のはたけの「ぼくのかんがえたさいきょうのくるまのかいかた」を属性ごとに紹介します。

※なお、どのような車保有もしくは形態にされるかはFPなどに相談されるか、ご自身で熟考の上最終的に判断ください。

※当noteは利益を保証するものではありません。自己責任で車の保有、購入、レンタルなどしてください。

①現金一括

現金一括がオススメな方は簡単です。個人事業主や法人経営の方以外で与信の空きが無くてローンが通らない方、与信がそもそも無い方、車に与信を使いたくない方です。あとは全ての金融機関が出禁の方。

おそらく上記のサラリーマンの方はマンションをフルローンで買おうとしていた(すでに買った)か、不動産(賃貸)などされていたか、何か事業をされている方なのでしょう。それ以外で現金一括で車を買う『賢い』理由など全く見当たりません。

②残価型クレジット

現金を何らかの理由で車には使いたくない、しかし銀行ではローンを組みたくない(組めない)という方向けの商品です。

最初に返却時期の設定とその時の予想販売価格を設定し、新車購入時との差額を分割して毎月支払います。返却時には設定額に実際の販売価格が足りない場合は差額分の返済義務があります。

なお、返却時にローンの残額を支払うとリースやサブスクリプションと違って車を買い取ることができます。

デメリットに走行距離に制限がある、金利が高い(ディーラーローンの金利よりは少しだけ安い)ことが上げられます。

なお、残債保証型(万が一査定額が残債を下回っても差額分の支払い不要)のタイプもあるようですが、車種、走行距離、オプションは制限されるようです。


車検や税金など定期的に必須でかかるメンテナンス費用は自分で出す必要があるという点はリースやサブスクと異なる点です。(含めるサービスもある)

残価クレジットは決められた日付で清算する約束の元、ローンと抵当権を入れて車を買うイメージ、リースやサブスクは消耗品やガソリン以外は決められた賃料だけ毎月払う賃貸のイメージです。

オプションは比較的自由に付けられますが、わけわからんオプション付けて最後残債割れするかどうかは完全自己責任です。

なお、金利は現在4%台(固定金利)の設定が多く、マイカーローン(2%前後変動金利)と比べて大変金利が高いです。

たまに人気車種限定で新春フェアで2%前後まで金利が安くなることもあります。

このローンは銀行と比べてローンが通りやすいことが特徴です。田舎のEXILE系あんちゃんが良く利用しているイメージです。

車が必須の田舎で現金の少ない若者の利用も多いようですが、お金が無いのに返却時に残債が出た場合は結構怖いので、そのような利用の仕方は気を付けた方が良いかもしれません。(個人的にはお金貯まるまでは大人しく安い中古車買った方がいいと思うんだ・・・もしくはサブスクか。)
ミニバンブームだっていつ終わるか…

残債保証型かつ金利フェア中の場合は考え方次第ではアリかもしれませんが、やはり中古で良くない?と思います。

③サブスクリプション(KINTOなど)

マンション好きならあのレジェンドの方も利用されているので聞いたことあると思います。

ディーラーが用意した新車と決められたオプション、車種、色の中から自分で選んで契約します。自賠責保険、任意保険、車検、定期点検、税金など定期的な支出は全て月々の支払いに含まれており、普通は違反しない限り、月々の支払が一定になるという点で事業主に優しい仕様です。

月々の支払いが確定する点は残クレと違います。期限が来ると必ず車の返却が求められます。(原則購入はできない)

なので欠点は愛着が車にわいても購入は不可、保険料が割高、金利が高い、取り外しができないオプションは原則初期設定の中から選ぶしかない(人気のないオプションは設定が無い=つけられない)、色も人気色しか選べない。

オススメは与信を使いたくない人(賃貸なので銀行の与信に響かない)、従業員の少ない個人事業主、法人です。クレジットカード支払いができる点もメリットです。

なぜ従業員が少ない方が良いかというと、一定数以上の従業員や車の台数を保有する事業になると自分で保険を探して入る方が集団割引が効くので安くなるからです。つまり後述のリースの方がいいパターンがあるからです。自分は個人事業主でも何でもないので、詳細はリース会社に問い合わせ下さい。

残クレとの違いはこちらはイメージで言うと賃貸です。

リースとの違いはサービスや事業主です。

サブスク=ディーラーの商品
リース=リース事業者の商品

④リース

③でほぼ説明が終わっています。提供主がリース事業主の車の賃貸サービスです。ローンでは無いので与信に影響しません。保険は自分で入るなど選べるので、企業はこちらを選択することも多いようです。ガソリン割引など業者によってサービスが多彩なようです。

⑤ローンで購入

おまたせしました。最後になります。おすすめの方はサラリーマンで①に該当しない方です。つまりサラリーマンならほぼ全員が該当します。

その前に車のローンは大きく分けて3つあるので紹介します。

1、銀行のマイカーローン(変動金利中心。固定もあるかも。)

関東と関西で金利が全然違います。腹立ちますね。住宅ローンと同じ銀行から借りるとセット割で金利が安くなることが多いです。関西なら2%前後になります。固定は変動から+2から3%のイメージです。


2、ディーラーローン
固定金利限定で5-6%です。正直現金一括支払いの方がマシです。(え)

もしくは残クレがの方がまだ良さそうですね。


3、中古ショップの提携ローン
言い方に語弊がありますが、中古ショップは未登録のほぼ新車も扱っています。

金利もものすごく安く、人気車なら1%前後です。

問題はほぼ新車の場合も中古も純正のディーラーオプションは好きに選べないので、たまたま店が持ってる車のオプションを受け入れるか、後付け可能なオプションを後付けする必要があります。

あとはお店の指定したオプションもしくは塗装やコーティング等施工することを求められることもあります。(じゃないと販売会社の儲けにならない)

それでも気に入った中古やほぼ新車が見つかった場合は最安値で買えるのは間違いないので、選択していいと思います。


1-3をまとめると新車なら銀行のマイカーローン、中古車なら条件の良い提携ローンで決まりです。

というか家を界王拳全開で買う前後ではない一般的なサラリーマンなら、与信があるならマイカーローンもしくは提携ローンで組まない理由が見つかりません。

与信があってもローンを組むことで生活が苦しくなる場合はその値段の車を買うことが適切かもう一度見直してください。タイムズカーシェアリングか必要時レンタカーか安い中古車ではダメか考え直してください。たぶん、間違ってます。

水商売系の方は収入や資産があっても与信が無い場合が多いと思うので現金一括で問題ないです。

サラリーマンで与信があって一括買いする現金があるなら、今の金利状況ならどう考えてもローンを借りて投資に現金を回すのが『賢い』選択です。金利と投資の利回りを見比べてください。現金一括が良い理由が全く思いつきません。

なお、ローンは10年(もしくは最長)で借りてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。車の金融商品はものすごく多くて混乱します。

しかし、簡単に言うと十分な資金を持ってるサラリーマンならマイカーローンもしくは中古車販売店の提携ローンがお勧めです。現金一括買いにメリットはほぼありません。

deffensiveだとは思いますが、『賢い』買い方では全くありません。

唯一の例外は宝くじに当たったり、親から資金援助など不定収入があって、それを購入資金に回す場合です。(それでも地主の子供とかで無ければ高すぎる車を買うのはどうかと思います)

なお、住宅ローンの審査前後の場合はKINTOやリースはありだと思います。

収入もしくは資産は十分あるけど銀行での与信が少しだけ厳しい方は残クレもありだと思います。


最後に注意していただきたいのは、現金一括買いができる能力がありながら敢えてローンを組むのは投資に回すためです。

ローンを組むことで生活が苦しくなったり家計を圧迫するのであれば、その値段の車を購入することが適切なのかもう一度見直してください。

また現金一括買いができない方にローンを借りてでも車を買えと言っているわけでは決して無いので、くれぐれもご注意ください。


偉そうに語ってるけど、僕も親に車は必ず現金一括で買えって教えられてフリードもそれで買ったんです・・・すみませんでした・・・・

自戒もこもった記事です。




本日は以上です。次回こそ、アルファードかセレナ編をやりたい・・・

では、また。


※車購入記どうぞ


雑記書いてます