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【つばきの人の輪】椿峰の一軒家、子どもの居場所は5年目に……ほほえみ椿峰子ども食堂

椿峰の「人」を紹介するこのコーナー。
今回は、ほほえみ椿峰子ども食堂について、代表の須藤とくこさんにインタビューしました。
(「つばきのわ」2022年ひまわり号紙面に掲載)


5月の第3土曜日、椿峰のすてきなお宅に伺いました。家に入ろうとすると、ふわっとおいしそうなにおいが……。ここでは月に1回子ども食堂が開かれています。子ども食堂にはいろいろな役割がありますが、ここは子ども達が定期的に来られる「居場所」の役割を担っています。「親御さんが仕事に出ていることも多い土曜日の昼ごはんを、地域の大人が支える」そんなイメージかも知れません。

ほほえみ椿峰子ども食堂こだわりのカレーライス

代表の須藤さんは教員を退職後、何か地域にできることはないかと模索、知人の縁もあり子ども食堂を始めるに至りました。現在、同じ志を持つ50~70代の4人のメンバーで運営しています。子ども食堂は地域貢献を目的にしていますが、「自分たちが楽しんでやれること」も大事。月一回がちょうどよいそうです。

代表の須藤さん

現在5年目。スタッフも、来てくれる子ども達も、ほぼメンバーが変わらず、開始当初は小学校だった子が今や高校生に。この日は高校生の女の子と中学3年生の男の子、小学生の女の子3人組、一人暮らしのシニア男性の計6名が特製カレーを味わっていました。子どもに「ここの料理はどうですか?」と聞くと「全部美味しい」と答えてくれました。

食堂の日とは別に献立相談会を行うメンバ-の皆さん。「子どもに喜んで食べてもらいたい」その思いで、栄養はもちろん、食欲が増すよう彩りも考え、できる限り手作りにもこだわります。

こだわりのカレーを作る食堂メンバー

「この活動は社会福祉協議会の援助のもと、地域の方々の支援があって成り立っています。私たちも大変感謝しております。」そう須藤さんは話してくれました。

■information
ほほえみ椿峰子ども食堂
お問い合わせ
TEL 04-2928-5546

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