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在宅介護で悩む「マスクを外す」ということ

マスク解禁とニュースが飛び交っていますが、皆さんはマスクをつけますか?外しますか?
マスクを外すかということと、体調管理に関してお伝えしていきます。

在宅介護をされる方、介護を受ける方、仕事で介護をしている方、皆様色々な立場で読まれていると思います。

国の方針としては、「個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。」(厚生労働省)としています。

これをみて、皆さん、どうします??
花粉症で選択肢はなく、しばらくマスクは必要という方も多いと思います。
私も花粉症なので、マスクは必要です。

では、それ以外の方々はどうでしょうか。
今日、電車の中では殆どの方がマスクをしていました。
先日、学校の卒業式があり、「マスクは外してもいい」ということになっていましたが、8割の生徒や教員がマスクをしていました。保護者は必須でマスクをしていました。

在宅介護では、感染対策は必須

高齢者や持病がある方はコロナだけでなく、インフルエンザや他の感染症でも重症化リスクは高いです。また、軽度の肺炎でも重症化したり、様々な感染症で亡くなる方も多いです。
そう考えると、大事な家族への介護には感染対策は必須であると考えます。

コロナ前より医療現場では、感染対策はうるさく言われてきました。
今回のコロナで、感染対策の教育を受けていない介護現場に感染対策が求められるようになってしまい、介護現場は混乱しました。
本当に皆様、献身的に取り組まれていました。

今後はどうする??

では、今後はどうすべきか?
介護を受けている方とそのご家族は、今までと同様、手洗いを徹底するのは
今後も継続していくことで、さまざまな感染症から身を守れます。
マスクに関しては、受診する時にはマスクはしていた方が良いです。マスクは人に感染させないための対策(飛沫感染予防)の目的を果たします。
もらわないためというよりは、「感染させないためのマスク」です。
病気と共に生活をされている方は、抵抗力が落ちてウィルスや病気をもらいやすい状況のため、感染しやすいです。もし、手すりや共有する車椅子を使用した場合、そこにウィルスが付着していて、目や口の粘膜から自身の体に入り込んだ時、感染が成立してしまいます。

感染対策と体調管理

これらを考え、兎にも角にも「手洗い・手指消毒を確実に実施する」ことが、一番重要になってきます。

風邪をひいていたり、体調がイマイチな時には静養することは言うまでもありません。日本人は、頑張ることが美徳という文化がありますが、身体を一番に考えて、無理しないようにデイサービスへ通ったり、外出をされると良いと思います。
介護する方も同じです。マスクをして万が一に備え感染させないためのマスクをして、体調不良時は無理せず休める体制をサービスなどを使って考えておく必要があります。

介護は休める??

今は元気で病気をしたことないパワーのあるご家族がも多いですが、いつ何時、何が起こるかはわかりません。
もしもに備えて、あらかじめ介護サービスを使っておくことをいつも私はお薦めしています。
慣れない環境へ急に入るより、いつも使っているショートステイの施設にちょっと長めの期間入ることの方が、ストレスは少なくて済みます。
また、デイサービスやヘルパーも今はサービスを利用しなくて良くても、いざという時に介護者側もサービス提供者と信頼関係を構築しておくことが必要です。
急なサービス介入のリスクがあることもお伝えしておきます。この辺り、サービス関連に関しては、地域包括支援センターやケアマネージャーさんにご相談すると良いです。

頑張りすぎない介護のために、マスクを外すのか?ということから、体調管理に関してお伝えしました。
地域の感染状況に合わせて、感染対策の強化レベルも自身で判断していかねばです。そして、いざという時のためのサービスの備えをしておきましょう!




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