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『その本は』書評

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(今回、あまり英語に関係ない書評ですみません。)
ヨシタケシンスケさんと、又吉直樹さんの共著『その本は』。
皆さんは読まれましたか?

私は、ヨシタケさんの絵本も、又吉さんの小説も好きなので、読みました。本の表紙がとても素敵で、Kindleでなく紙の本を買って、良かったと思いました。

この本の帯には「抱腹絶倒、感涙必死」とありますが、
私はどちらかというと「フランス映画のように哲学的で、ふとした細部に沈思黙考させられる本」だと思いました。

私が特に好きなのは、第7夜(又吉さんの小説)と、第12夜(ヨシタケさんの挿絵付きポエム)です。


第12夜は「本の意義」について教えてくれます。

「場所も時代も超えて、たったひとりのために書かれた一冊の本が、たった一人に届く」
「ボトルに手紙を入れて海に流すようなことを、人は本という形に託して、ずっと作り続けてきた」

…この素晴らしい言葉を綴れるヨシタケさん!

本が大好きで、そして昨年、自分でも本を書いて出版した自分は、この第12夜にぐっと来ました。

※余談ですが、ヨシタケさんの最も有名な絵本『りんごかもしれない』の英訳は"It might be an apple"です。 
(脱線しますが、英語教師的なぼやきを言うと、
「かもしれない」を意味する助動詞を、日本の学校は"may"と教えますが、口語では"might"のほうがよく使われているので、そろそろ"might"をもっと大々的に教えたほうが良いと思います。)

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