マガジンのカバー画像

読書のすすめの落語のすすめ

87
2014年より毎月1回水曜に開催。江戸川区篠崎の「読書のすすめ」清水店主による、変化の激しいこの時代に、流されず折れない心の根っこをつくるおすすめ本のご紹介と、三遊亭全楽師匠・三…
運営しているクリエイター

2021年10月の記事一覧

第95回「読書のすすめの落語のすすめ」ありがとうございました!

第95回「読書のすすめの落語のすすめ」ありがとうございました!

第95回「読書のすすめの落語のすすめ」、
ご参加いただきました皆様、応援をしてくださっている皆様、ありがとうございました。

落語は、座布団一枚の上の宇宙、何も無いから何でもできる、想像力で無限に広がる世界です。

今回、三遊亭神楽師匠の一席は、「目黒のさんま」。
日本の食文化でこの時期には欠かせない噺ですね。
噺の本筋は変わらなくても、噺家さんのいろいろな色づけや盛り込みの違いがあって、何度聴い

もっとみる
心はどこから?

心はどこから?

形山睡峰師が講話の中で、解剖学者の 養老孟司氏の話に触れておられました。

“心は、脳の中をいくら探しても脳の中には見つからない。
それは、火打ち石の中をいくら探しても、火が見つからないように。
火打ち石と火打ち石が当たって火が飛び出す。
心も、人と人とが当たって心が生れる”

人と人、人と本、人と物事、人と場、人と落語、
そこから心が起き上がるのを、私自身実感しています。

10月9日(土)14

もっとみる