日経脱炭素情報#2 PCR検査でのFCバス活用
今回は前から目をつけていたのですが、なかなか記述できてなかった内容について日経の記事になっていたので、ついに記述したいと思います。
上記は昨年末に内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に採択されており、FCバスを電源として用いてPCR検査を行うという内容となっております。コロナ禍ということもありますが、これは素晴らしいアイデアだと個人的に思いました。
もちろんFCバスは水素を燃料として、ゼロエミッションで走行できることが主目的です。最近は東京駅周辺でも結構頻繁に見かけたりします。しかし、全国の導入台数としてはまだまだ少ないと考えております。(都心部はインフラも整ってきていますが、地方部では水素ステーションもまだあまりないことから、導入はあまり進んでいない状況かと思います)
よって、このような走行以外の付加価値というのは重要ではないかと考えております。
上記環境省ウェブサイトの下部に燃料電池バスの記載があります。コラムという記載において、2019年9月の千葉の災害時には非常用電源として活躍している旨が記載されています。このような有用な使い方が出てくればいいかと思いますが、具体的に何かというとなかなか難しいですね…。
今回はここまでになります。引き続きチェック頂けますと幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?