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絵っ? 「古池や」の松尾芭蕉が旅の絵日記を描いた絵巻物があるんだって!

浮世離れマスターズのつあおとまいこが、京都の嵯峨嵐山文華館・福田美術館で開催中の「芭蕉と蕪村と若冲」展を鑑賞、約50年ぶりに再発見されたという松尾芭蕉《野ざらし紀行図巻》などの貴重な作品を見てゆるふわアートトークを展開した記事が、和樂webに掲載されました。

古池や蛙飛びこむ水の音

などの名句で知られる芭蕉は、旅人でもありました。《野ざらし紀行図巻》は、タイトルに「紀行」という言葉が入っていることからも想像がつくように、旅の絵日記の様相を呈しています。

「俳画」という言葉もあるくらいで、俳句と絵は相性がいいですね! 芭蕉が絵を描いたことは意外と知られていないと思うのですが、《野ざらし紀行図巻》では、文字よりも絵の面積が多いのではないかと思われるくらい、絵をたくさん描いているんです。この展覧会では、俳句の先駆者だった芭蕉を与謝蕪村や伊藤若冲が描いた肖像画なども出品されていて、見比べるとなかなか楽しいのです。ぜひ下記リンクの和樂webの記事をお読みください。

会場の嵯峨嵐山文華館と福田美術館は、渡月橋のすぐ近くにあり、両館の距離は歩いて数分程度です。訪れたときは、桂川の川面にお日様の光がきらきらと当たり、いい風情を醸し出していました。そろそろ紅葉の季節ではないでしょうか。

※タイトル画像の作品写真(《野ざらし紀行図巻》の一部)は、プレス内覧会で許可を得て撮影したものです。

展覧会概要

タイトル:芭蕉と蕪村と若冲
会場:嵯峨嵐山文華館・福田美術館(2館共同開催)
会期:2022年10月22日(土)~ 2023年1月9日(月・祝)
 前期:2022年10月22日(土)~11月28日(月)
 後期:2022年11月30日(水)~2023年1月9日(月・祝)

詳しくは下記にてご確認ください。


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