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【日記4】1月14~20日=結婚式、新年会、野球殿堂、そして松井秀喜選手のルーキー時代


◆1月14日(日) 結婚式に出席

知人の結婚式に出席。新郎新婦、ご家族ら喜ぶ姿はいいものだ。

久しぶりに着たスーツがきつくてショックが大きい。今日も食べ過ぎ、飲み過ぎだったので、明日からさらに節制したい。2月下旬に大勢の人前に立つ仕事があるので、それまでに少しでも腹回りをすっきりさせたい。

昼からワインを飲んだので、帰宅後は取材の資料に目を通して、早めに寝る。

◆1月15日(月) Dリーグ、avex ROYALBRATS

Dリーグの人気チーム、avex ROYALBRATSの取材へ。Dリーグ特集の中でROYALBRATSの新連載をスタートする。約1時間の取材を終えた後、そのまま一気に原稿を書く。

今回取り上げるのは人気メンバーの1人、かばお。

サッカー少年だった頃の話、亡くなったお父様の思い出、ダンスを始めたきっかけ、アメリカ留学、そしてサラリーマンだった頃の話……約5000字と記事としては長めだけど、彼の語りがうまいので読みやすいはず。

元サラリーマンという経歴を生かした、スーツ姿でのダンスが印象的。ぜひ、注目してほしい。

Dリーグの人気チーム、avax ROYALBRATS。中央がかばお

◆1月16日(火) 球界再編騒動から20年

朝6時からDリーグavex ROYALBRATSの原稿を書き進め、9時には無事に完成する。

歯科で治療を受けてから、渋谷に出て、プロ野球担当時代に取材していた方とコーヒーショップで会う。今回は取材ではないが、いろいろな話をして刺激を受けた。

2004年の球界再編騒動から、今年で20年が経ったという話が出た。近鉄とオリックスの球団統合に端を発し、選手会によるストライキを経て、12球団が維持された一連の流れを指す。

現時点という「点」でみれば、問題山積のプロ野球界だが、この20年間を「線」でみれば、大きく変化している。今や定着している交流戦も、あの騒動がなければ導入されていない。

当時を思い返したい気持ちになり、帰宅してから書籍「球界再編は 終わらない」(日本経済新聞社)、「サラリーマン球団社長」(清武英利=文藝春秋)を読む。

清武氏は騒動の最中に巨人の球団代表に就任し、騒動後の改革などで中心になった。在職時の言動には疑問を持つことも多かったが、混乱の中では彼のようなパワフルな人物が必要だったと今は思っている。

◆1月17日(水) 鮪ずくしで新年会

珍しく午前から動く。都内でアスリートのトレーニングコーチをしている方と会い、互いの近況を話す。話が盛り上がり、そのまま昼食へ。

午後は築地の会社に行き、打ち合わせ。Dリーグ、avex ROYALBRATSの記事で動画を挿入したいので、やり方を教えてもらった。

夜は同僚と新年会。若い頃から一緒に仕事をし、いろいろなことを話してきた仲間と飲むのは楽しい。いい気分で帰宅した。

◆1月18日(木) 祝・野球殿堂入り

朝から国会図書館で調べものをして、その後に銀座で打ち合わせ。ガストを探してランチを食べながら原稿を書く。

野球殿堂が発表され、谷繁元信さん、黒田博樹さんが選出された。

2017年に広島県庄原市の谷繁さんの実家を訪れ、彼の生い立ちを取材した。

谷繁さんは高校受験に失敗し、2次募集で隣県の島根・江の川高校(現・石見智翠館)に進んだ。志望校ではなかったが、そこでキャッチャーという生涯をかけて守るポジションに出会い、甲子園へ行き、プロ野球の道をひらいた。

昔話とはいえ、決して名誉な思い出ではないだろうが、谷繁さんは「高校受験に失敗したことも書いてください」と言った。

実家での取材、そして谷繁さんの思いをコラムに書いた。また、黒田さんについてはnoteに記す。

◆1月19日(金) 大物ルーキーの初キャンプ

「大物ルーキーの初キャンプ」という企画で、松井秀喜さんの記事を書く。先日書いた清原和博さんと同じく、バッティングを賞賛した記事は、その後の活躍をみれば当然なので取り上げなかった。

日刊スポーツで「ゴジラ」に変わる彼のニックネームを募集していたのは、おもしろかった。読者の方々からたくさんの提案が届いて、その一覧表も載っていたのだが、ゴジラが定着し、2003年からはアメリカでも「Godzilla」が席巻するわけだ。

ルーキー時代の松井さんは、その後の言動からは信じられないほど、威勢のいいコメントが目立つ。若かったこともあるだろうが、プロに入ったばかりの自分を奮い立たせていたように思う。

記事は2月16日に公開するので、ぜひ読んでほしい。

※こちらは大リーグ時代を書いた記事です

◆1月20日(土) 資料整理と読書

依頼されている資料作りに専念する。同じ資料を以前にもまとめた気がするが…どこに保存させているのか分からない。しばらくUSBメモリーを検索するが、見つからず、覚悟を決めて最初から作り直す。

完成のめどが立ったところで切り上げ、横になって読書をする。「正岡子規と明治のベースボール」(岡野進=創文企画)、「地図と読む 新撰組顛末記」(永倉新八=KADOKAWA)、「新忘れられた日本人」(佐野眞一=毎日新聞社)。

夜は「日刊スポーツ28000号の旅」のコンテ作り。今年の目標の1つは、これを人気コーナーにすることだ。過去の日刊スポーツを読み直し、掘り起こすもので、非常におもしろいと私は思っている。