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利賀まで自転車一人旅 四日目

前回の記事はこちらから。

越中八尾〜利賀村〜富山

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(それぞれgoogle mapとnavitime参照)

お酒を飲んだ翌日ですが、ちゃんと時間通りに起きられました。一人自転車旅など、必ず起きなければならない状態になると自立心が燻られるのかもしれません。
本日はいよいよ四日目、最終日です。
利賀村まで上り、ゆっくり過ごした後、富山駅近くの宿に向かって進むルートです。

四日連続の快晴です。
越中八尾駅からスタートしました。

スタートから上り坂が続きます。利賀村までは30kmほどですが、勾配の厳しい上り坂が続きます。自転車旅は日を重ねるごとに体力がついていくため、四日目の今日は初日ほど苦ではありませんが、それでも上り坂は好きになれません。ただ、この旅最後の上り坂でもあるので、踏ん張って着実に一歩ずつ上ります。

10kmほど進むと、大長谷川が見えてきます。道路脇からは湧き水が出ており、乾き始めていたタオルを濡らし直しました。ひんやりと冷たく、連日の猛暑で熱くなった体に沁み渡りました。

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道は徐々に、対向車が来るとしばらくはすれ違えないような狭い道になっていきます。木々が青々としていてとても綺麗な景色です。

坂の傾斜がきつくなってきました。息が上がり、体がブレブレになりながらも着実に一歩ずつ上っていきます。最後は気合で峠を上りきりました。
慣れたチャリダーさんだと一気に上りきれるくらいの坂かもしれませんが、自分は三回ほど休憩を入れないと体が持ちませんでした。

峠から一気に下った後は百瀬川に沿って進みます。その後もなだらかな上り坂が続きますが、道は二車線に戻り、走りやすくなります。徐々に建物が見えてきて、人の気配を感じ始めます。

少し進んだ先のトンネルを潜り、目的地である利賀村に到着しました。正確に言うと、峠を越えた辺りからすでに利賀村には着いているのですが、トンネルを抜けた先の場所は利賀村唯一の信号があり、中心地っぽいということでここをゴールに設定しました。

下の写真はヘッダーに設定している写真です。天気も良く、綺麗な写真が撮れました。

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利賀村に着いた後、昼食を食べました。そのお店の方によると、利賀村で毎年開催される天空トレイルランというスポーツイベントに備えて飲料水をたくさん買っていましたが、今年はコロナの影響で開催されなかったため、大量に余ったそうです。何個でも持っていっていいよと言っていただいたので、二本ほど持ち帰らせていただきました。コロナが早く落ち着き、普段の日常に戻ってほしいですね。

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その後、温泉に入り、ゆっくりした後、富山市街地まで進みました。富山市街地に来るといよいよ旅の終わりを実感します。
翌日、自転車を輪行袋にしまい、新幹線で無事、家へと帰りました。

連日の猛暑と坂道に苦労しましたが、天候に恵まれ、自然豊かな景色に癒された四日間でした。

この旅の全行程を総集編としてまとめたので、読んでくださる方はこちらから。


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