突然の変化。彼氏ができた。

突然だが、彼氏できた。

もう彼氏はできないと諦めていた時だった。
推し活を楽しみまくっていて、これからも一人で楽しもうと思っていた時だった。

10月のある日、男友達から紹介したい人がいるからと言われて、男友達を含め4人で実際に会うことになった。
そして初めて顔合わせしてから10日後に付き合った。

恐ろしいほどのスピード感だ。
誠に信じがたい。





私は隙が無いとよく言われている。
基本的に一目惚れもしない。
じっくりと時間をかけてその人を知り、好意を抱いていくタイプだ。
だから、今回のこのスピード感に自分自身も正直ついていけていない。
普段の私だったらありえないスピード感だ。

そんな私がなぜ出会って10日という短期間で付き合うというところに至ったのか…書いていこうと思います。

顔合わせをしてから後日、紹介してもらった人と初めて2人でご飯に行くことになった。
顔合わせした時は連絡先を交換せずに解散したが、その数日後に間接的に私の連絡先を男友達に聞いたらしい。
相手から「この間は自分の話ばかりしてしまい、Sueさんのお話を聞くことができなかったので、もしよろしければご飯に行きませんか？」という内容のLINEがきた。
私もその人ともう少し話してみたいと思っていたので、OKの返事をした。
そして会う約束した日が出会ってから10日。
つまり初めて2人で会ったにもかかわらず付き合ったということになる。

2人で会っていろんな話をした。
びっくりするぐらい自分に似ていた。
趣味、思考、などなど…
こんなにも自分と似ている人に会ったのは人生で2回目だ。
話していて不思議なほど違和感が無くて、とても自然で、もっともっと話したいと思うくらい楽しい時間だった。
少しだけドライブをして、解散の流れになり
相手から「これからもこうやって遊ぶのはどうですか？」と聞かれた。
私自身、その人といて楽しいと思ったので「ぜひ！また行きましょうね」と返事をした。

そして帰ろうと相手の車から降りようとした時に
「ちょっと待ってください、あの……」と相手から呼び止められた。
どうしたのかと思って、「どうしました？車の中に戻った方がいいですか？」と聞くと、「はい。」と言われたので助手席に座り直した。

すると相手から「あの…突然なんですけど、今日、一緒にいて本当に楽しくて、これからも一緒にいたくて、軽い感じでは全くなくて、先のことも見通して色々考えたんですけど、よろしければ付き合ってもらえませんか？」と告白された。

あまりにも唐突で、予期せぬ出来事が起こりとても驚いた。
それと同時にとても嬉しかった。
告白の言葉が誠実で嘘偽りなく聞こえて、そのまっすぐさに心を打たれた。
どう答えようか迷ったが、
きっと、時間をかけて答えを出しても答えは変わらない気がした。
だから私は「よろしくお願いします。」と返事をした。

そうして付き合いました。

現在、付き合って2か月程経ちました。
相手のご両親にご挨拶済みで結婚前提でお付き合いしています。
彼はとても誠実で素直で、愛情表現を言葉や行動で示してくれて、不安がなく、彼といて幸せを感じます。
一緒にいて安心するし、居心地が良くて落ち着きます。
彼といる時の自分も好きです。
彼のことを知れば知るほど、より一緒にいたい気持ちが日に日に強くなり、私にとって とても大切な存在です。

人生は本当に何が起こるか分からないと思いました。

不思議なご縁に感謝しています。
物事がトントン行く時は面白いほどトントン進むんだな～と思いました。

告白してくれた日のことを後日聞いたら、
あの日告白しなかったら、私ともう会えない気がしてそれがすごく嫌だと思ったから告白したらしくて、それを聞いてびっくりしました。
告白してくれた彼に感謝しています。