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【勇者たちの中学受験】

【作品名】勇者たちの中学受験
【著者名】おおたとしまさ
【出版社】大和書房

【感想】
中学受験は、誰のためのものなのか。
「オカルト化する中学受験」「取り憑かれる親たち」ある意味ホラー映画を見てるような気分。

子どもは、親の別人格と思いつつ、子どもの可能性を生かすも殺すも親次第だなと思えてきます。他人事のように読みましたが、子どものことになると必死になる気持ちは分かります。途中から、子供のためより、親の劣等感を埋めるため、親の見栄のために変わってしまうのは何故か、難しい問題だなと思いました。

成績が良ければ免除される塾代や子どもが塾の実績のために駒のように使われる現実。ビジネス化する塾の知らない世界を知ることが出来ました。
中学受験を考えてる親は、この本を読み、自分を客観視する機会をつくるべきだと思いました。受験に取り憑かれていることを気が付かずに本番を迎える前に、、

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