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タスク管理の流儀〜タスクを一元管理することはお勧めしない〜

タスク管理の流儀は、「何を一元管理するか」で特徴づけられる(かもしれない)。

一般的にタスク管理について書かれているものを読むと、「タスクを一元管理」することを勧めているものが多い。

・タスクを全て洗い出そう
・それらに優先順位をつけよう
といったことがよく書かれている。

しかし、多くの人が経験している通り、タスクを全て書き出したところで、備忘録程度にしか役に立たない。

その理由は、タスクが多すぎて、文字通り全て書き出してしまうと、その量に圧倒され、仕事の本質が見えなくなってしまうからだろう。

だから私は、細かなタスクを一元管理することは勧めない。

その代わりに、達成すべき仕事(タスクに細分化する前の状態)と、その仕事にどれぐらい時間を割り振れるかを一元管理することをお勧めしたい。

その方が、細かくタスクを書き出すよりも管理負担が小さい上に、仕事の全体像が掴みやすいので、仕事の進め方を全体最適化しやすくなる。

もちろん、仕事を進めていく中で、タスクの詳細化は必要であるが、そんなものはノートに書いたり、その仕事のフォルダで管理したりすればよい。
それを一元管理しようとすると、途端に管理コストが激増し、コストに見合ったメリットもない、という残念な状態になってしまう。

このnoteを思いついたキッカケは以下の記事。
書かれていることは理屈の上では100%正しいと思うけど、本当に実行できるの?と疑問に思う。(出来る人は出来るのだと思うけど、めんどくさがり屋の私には不可能である)


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