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なぜか仕事が早い人がやっている将棋的タスク管理

なぜか仕事が早い人」と「将棋が強い人」には、共通点があります。
それは「読みの力」に基づく「組合せの妙」です。

将棋がものすごく強い人でも、実は、一手一手は、誰でも指せるような手しか差していません。
それは、神・羽生善治や天才・藤井聡太であっても同じです。

しかし三手、五手と手が進んでいくと、いつの間にか大差がついてしまいます。
指手の組合せで驚くほど差がつくのが、将棋です。

これは、仕事でも同じです。
スキルも同じ、一つ一つの行動に大して差はなくても、なぜか定時に帰る人と、何十時間も残業する人に分かれます

一体、将棋が強い人と弱い人、仕事が早い人と遅い人を分けるものは何でしょうか?

定跡を知ることも大事でしょう。
しかし最も重要なのは、全体を見た上でシミュレーションできているかどうかです。

将棋が強い人は、相手の指手にすぐ反応せず、落ち着いて盤面全体を見て、読みをしっかり入れてから指すことができます。

仕事が早い人も同じです。
思いつきでタスクに手をつけるのではなく、仕事の組み立てをシミュレーションした上で、タスクに着手します。

将棋には「三手の読み」という有名な言葉があります。
自分が指す、次に相手がこう来て、それに対して自分はこう指す、という三手をシミュレーションすることが大事だということです

一日の仕事を将棋の一手に例えるなら、三手の読み(三日分のシミュレーション)ができれば、十分、仕事の有段者でしょう。
これができると、飛車のような強い駒(強いスキル)がなくても、大抵の仕事には勝てます

さてそれでは、仕事において、盤面全体を見て、読みを入れるには、どうすればよいでしょうか?

そのためには、todoリストだけでは不十分です。
手っ取り早いのは、三日分のスケジュールを作ってしまうことでしょう。

何度も書き直しすることを考えると、手書きよりデジタルの方がよいと思います。
私自身のやり方は、以下noteで簡単に紹介しています。

本noteでは、「なぜか仕事が早い人」と「将棋が強い人」の共通点について書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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