なぜタスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まるのか?
タスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まる。
15年間で約10通りのタスク管理手法を試してきた結果、これを確信するに至りました。
本noteでは、「なぜタスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まるのか?」を解説します。
(1)タスク管理は能力発揮を助ける
まず、タスク管理は「認知能力」と「構成力」の発揮を支援するということについて説明します。
「認知能力」とは、仕事の全体像や見通しを認識する能力のことです。
タスク管理は、todoリストやスケジューラ、あるいはカンバンやガントチャートなどの活用による「見える化」によって、認知能力の発揮を支援します。
「構成力」とは、仕事の内容や進め方を自身で構築する能力のことです。
タスク管理は、スケジューラ上でスケジュールを作成したり組み替えたりすること、あるいは、タスクリスト上でタスクを見直したり追加したりすることによって、構成力の発揮を支援します。
このように、タスク管理は、「認知能力」と「構成力」の発揮を支援するのです。
(2)能力はやりがいにつながる
次に、「認知能力」と「構成力」は、仕事のやりがい向上につながることについて説明します。
「認知能力」と「構成力」を発揮できると、広い視野を持って、仕事を設計しやすくなります。
つまり、自分の仕事を自分でコントロールできるという実感が高まるのです。
自分の仕事を自分でコントロールできるという実感は、仕事に対する手応え=やりがいにつながります。
ここまでの議論をまとめると、タスク管理は「認知能力」と「構成力」の発揮を支援し、その能力は、仕事のやりがい向上につながるということになります。
(3)能力発揮を最大化するには
最後に、「認知能力」と「構成力」を最大限に引き出すためには、タスク管理を「1枚」にまとめることが最適であることについて説明します。
「認知能力」と「構成力」を最大限に支援するタスク管理手法とは、どのようなものでしょうか?
素直に考えると、次のようなものではないでしょうか。
一枚で全て把握でき(認知能力の支援を最大化)、しかも、タスクの見直しやスケジュールの組み替えの手間が限りなく小さいこと(構成力の支援を最大化)。
これが、(唯一ではないかもしれませんが)一つの答えでしょう。
ここまでの議論をまとめると、タスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがい向上につながる「認知能力」と「構成力」を最大限に発揮できる、ということになります。
ここまで、なぜタスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まるのか?を説明してみました。
異論は認めます。
(4)結局どうすればいいのか
タスク管理を「1枚」にまとめると言っても、ほとんどの人は、イメージがわかないと思います。
唯一の方法ではありませんが、自然に考えると、以下のようなフォーマットになるのではないでしょうか。
異論は認めます。
このフォーマットを取り入れてからは、
・何をやるべきか
・それに何時間ぐらい割けるのか
・明日何時に何をすればよいのか
・来週から手をつけるべきタスクは何か
などがパッと分かる状態を常にキープできています。
(タスク管理にかけている時間は、1日3分ぐらいで)
様々なタスク管理のツールや手法がありますが、ここまでクリアな状態を維持できるものは、他には見当たりません。おススメです。
ではでは。
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